【火鉢を買う】そして何かを焼く。餅とかハマグリとか

薪が燃えている 欲しい物

私の事だからどうせ複雑な料理はしまい。 

精精が、するめや餅そしてハマグリあたりを焼き、手を温ためる位だろう。 

【本項目のきっかけ】ニコニコ動画でみた長火鉢とおっさんシリーズ 

最近は見る機会がない為、もう数年前になるが、よくニコニコ動画で「長火鉢とおっさん」のシリーズを見ていた。 

画面の中心にあるのは立派な長火鉢。 

それが和室と思われる場所に置いてある。 

周囲はあまり見えないのだ。ともかく長火鉢が中心。 

それを使って旬の物を料理していく、タケノコや魚、貝類とか肉とか。 

私の目からはそれがとても優雅にも見えた。 

いつか、この様な長火鉢を置いて、その前でゆっくり食事をしたいものだと考えた。 

このおっさんが時々作るような複雑な料理は出来ん。 

焼くとしたらきっと餅とか、ハマグリだろう。 

それでも、あこがれるのだ。 

長火鉢を使う時には、出来れば服装も和服にしたい。 

この「長火鉢とおっさん」のおっさんも、大概は和装であった。 

【実現について】購入自体は簡単でも使用となるとハードルが高そう 

しかし、残念な事に当家は洋風。 

以前も書いたが和装すら持っていない。 

この家で火鉢を購入し和装したとしてもきっと定着はしないだろう。 

きっと、どこかで小さくなって、妻から迷惑な顔をされながらスルメでも焼いているのだ。 

洋風の家は和風の家と違い、密閉を大事にしている。 

こんなところで火鉢など使おうものなら煙くて大変だ。 

いや、煙い位ならまだいい。 

下手をすれば一酸化炭素中毒になってしまいそうだ。 

誰かに発見してもらう事まで考慮する必要があるかもしれない。 

これらの事を考えるにどうも私が抱いている理想とは程遠いように思える。 

この項目を実現させるには、まず家、少なくとも部屋を和風にする必要があるかもしれない。 

よって、実現時期を70歳と置いている。 

いつか私がさらに年齢を重ね、よくわからないけど深みというものが出てきた時に、和室で火鉢を囲んでいる。 

出来れば和装で、かつその時には手を右と左のお互いの袖に突っ込んでいる(これは袖手(しゅうしゅ)というらしい)。 

明治時代や大正時代の文豪がやっていそうな体勢を体現できれば、これに勝る喜びは無かろうと思っている。 

ここまで行くには、結構ハードルが高いかもしれないが。 

【火鉢と七輪の違い】似たようなもんなのですが、ちょっと違います 

実は七輪でよいなら今でも持っている。 

ごくまれに庭でバーベキューをする際に購入したものだ。 

イベントが少ない当家にしてはもう10回位は使用しているだろうから、まあまあな活躍率ではないだろうか。 

なにせ複数人数でのバーベキューで使う事を目的としている訳だからそれなりの大きさで結構重い。 

バーベキューグリルほど立派ではないけれど小さな網が2つほど置けるようになっている。 

ちなみに火鉢と七輪の違いだが、火鉢には下に灰が溜まるようになっており、自分で火が起きる事はない。 

通常、他で火を起こしてから、この火鉢に持ってくるのだ。 

それに対し、七輪は下の方に空気の流れを作る為の窓が開いており、ここから空気が常に入ってくるのでバーベキューグリルに近い。 

よって七輪はあくまでも実用性。見た目はなんだかごつごつしている。 

粘土で作れるような感じだ。 

一方、火鉢はと言えば、どっちかと言えば瀬戸物として扱うイメージ。 

骨董の類だろうか。 

火鉢の方がより優雅なものとなる。 

だから家の中で扱うのにふさわしいのだ。 

七輪を家の中で扱っていたら優雅さには大分かけるし、なにより妻に怒られてしまう事であろう。 

【まとめ】 

本件、実現となると大変にハードルが高い。 

火鉢一つを購入するのに家の改築迄要求されるかもしれない。 

ここまでやるならいっそ、火鉢が使えるいきつけの日本家屋旅館でも見つけた方がよっぽど早いのではないだろうか。 

でも旅館は通常であれば部屋で火を使うのはご法度である。 

難しい事だ。 

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