先の記事でも本ブログでは50歳をうたっていながら、実は50に足りていなかった事をつたえていた。
そして、とうとう50歳になった。
【50歳で最初にやった事】漫画喫茶に行きました
私のバケットリストの一つに挙げている通り、漫画喫茶はパラダイスだと書いた。
あの人目を気にしなくてよい個別空間と好きな漫画、食べ物がたくさん置いているのだ。
そりゃ、パラダイスといって差し支えあるまい。
誕生日が休日だったので、今日は本当にやりたい事をやる事にした。
前日に話をしたところ、妻も快く言ってくればという。
で、当日、朝のCFP向けの学習を終えてから6時間のつもりで行ってみた。
ところが、いつもの行きつけが閉店しているようである。
久しぶりに行くと、色々な店が潰れたり移転したりしているものだが、ちょっとしたショックを味わう事になった。
我ながら、売り上げに貢献している訳でもないのに勝手ないい様であるとは思うが。
ちょっとした、久しぶりに実家に帰るような気分。
めったに行かないのに、いつも変わらずあってもらいたいという感覚なのである。
【違和感について】初めて行く店で余計な事を考える
仕方がないので、記憶を頼って他に漫画喫茶が近所にないかを思い出す。
せっかく決心をしていく事にした最近はめったにない機会である。これで諦めてしまってもつまらない。
家からは結構離れる事になるが、そういえば、一軒の大きな漫画喫茶があった事を思い出した。
ずっと気にはなっていたが、私はあんまり慣れない事をするのには抵抗があるのである。
漫画喫茶程度の事で何を大げさなと言われるかもしれないが、慣れというのは結構大きい。
慣れていれば目的の漫画がどこにあるかとか、昼食は何を食べようとか、どの様なリクライニング状態であるかとか、全く考慮する必要がない。
ところが、初めて行く店では、何が何だか分からないのだ。
リラックスを求めていくつもりが、逆にちょっと落ち着かない気持ちになってしまう。
そもそもそこでは、昼食はフリーではあるものの、部屋に注文する事は出来ず、あるものと言えばカレーと卵ごはんしかなかったのだ。
いや、別に文句を言うつもりはない。
非常にリーズナブルな良いサービスと思う。
でも、色々、カロリーが高そうなどんぶりやら、塩分を気にしなければならないようなラーメンやらをこの日に限って食すのを楽しみにしていた私はがっかりしてしまった。
まして、なぜか各部屋は完全に個室になっている上、鍵までかかる。
なんだか、あまりのゲームチェンジに圧倒されてしまったのだ。
そして、漫画を選ぶ場所はなんだか今まで私が行っていた店よりも明るい雰囲気のオープンスペース。
受付時に私の前に並んでいる客は若いカップルである。
これはもしかして私の様なおっさんはお呼びではないのではないか。
50歳になったその日に、こんなことから年齢を感じてしまった。
どの漫画がおもしろいのかいまいちわからなくなっとる
そうして、えらぶ漫画もいまいち何を選べばよいのか分からなくなっている。
普段まんがを読まなくなっているものだから、何かの続きっていうのが見つからないのだ。
だから、なんなら過去に読んだのをもう一度読むような事をしてしまう。
もっとも、これを書きながら、ああ、「3月のライオン」を読めばよかったとちょっとした後悔をしているのだけど。
時間が限られていると、全50巻とか長そうなものを読むわけにはいかないし、子供と一緒に映画館に見に行ったワンピースなど、100巻をはるかに超えている。
だからこそ、時間に追われる事無くみられる機会が欲しいという事もあるのだけれど。
結局、6時間パックで入ったにもかかわらず、5時間にも至らず店を出てしまった。
これは今までの私にはなかったことだ。
こんなこと、このいさぎよさにもなんだかちょっと年を感じてしまって微妙な気分になったものだ。
気分を変えて早く帰り、娘と一緒に私の誕生日のケーキを選びに行く事にした。
【50歳を迎えて改めて思う事】すごい楽しみにしていたんですよね
ところで、せっかくかなり楽しみにしていた50という節目の日にもかかわらず、さっきから漫画の事しか言っていない。
せっかくなので、それっぽい事も述べておこう。
そういえば、私は年齢毎にテーマを設けている。
どんなものであるかと言えば、5年分を言えば下記みたいな感じ。
48歳 開始
49歳 改善、習慣
50歳 努力、継続
51歳 結実
52歳 実行
…
こう見てみると、50歳というのは私の中で特別視をしていたにも関わらず、なんだかじみな感じ。
努力と継続って・・・
むしろ、51とか52の方が派手さがある気がする。
これは、ともかく何事も息切れしないよう、継続すること自体を目的としておこうという事から来ているのだ。
私が考えるに、何かをしようと思うと、一番大変なのは継続する事だろうと思う。
私は自分自身に根性があるとは思っていない。多分、今それなりに学習が続いているのは のりってやつではあるまいか。
きっと、いつか、あー、忙しいからこんなことやっていられるかーって気になってしまうのではないかといつも思っている。
そうなる前に、何かの結果を出しておきたいのだ。
それが、【CFP資格をとる】そもそも CFPって何?って言われそう… なのである。
この場合、時間との戦いだが、これは私が飽きてしまうまでの戦いなのである。
【まとめ】
ま、なにはともあれ、何とか50歳という節目を突破する事が出来た。
一応、体も精神も家族も そこまで大きなトラブルがなく過ごすことが出来ている。
昨今の時代、困っている事が特にないという事でも感謝しなければならないであろう。
時代に文句を言っても仕方がない。
淡々と進むのだ。
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