実際、簿記というものの利点と目的はよくわかっていなかった。
ただ、以前はよく会社四季報を買ってきては眺めていた。
これらが気持ちよく把握できるようになればいいなあとは漠然と考えていた。
ひと昔見ていた半沢直樹というドラマ、ここで主人公の半沢が会社の経営状態を
帳簿を見て一目で把握していたが、あのような事が出来たらかっこいいだろう。
また、いつかは小さな会社を持ちたいと思っている。
よって、簿記資格はあれば便利だろう。
必須だとまでは思っていないが。
しかし、実際にこの資格を学習してみると、どうも私好みではない。
ファイナンシャルプランナーの資格に比較すると一つも二つも劣ってしまう。
別に資格の価値を言っているのではない。
純粋に好みの問題である。
ファイナンシャルプランナー資格に際しては、実際の生活と重ねて考えられる。
一方、これに関してはなかなか難しい。
貸方と借方。
これってそういう名前に定義する必要あった?って聞きたくなる。
だって、借方っていっても全然借りてないじゃんと。
いや、きっと簿記を開発するにあたり長い歴史の中でこんなルールになったのだろう。
私になど、指摘されたくないに違いない。
しかし、もうちょっと、何とかならなかったか。
例えば、税金関連の所得控除を例にとってみる。
これは、ああ所得を控除してくれるんだなとわかる。
また、同じく税金関連の雑所得。
これも、ああ、雑な所得なんだろうなと理解できる。
でも、借方。
何借りてくんだよ、と反発したくなってしまう。
こういう、意味とは違った名前でやられると、私の様な者には、一段階知識要求
レベルが上がってしまう気がする。
難儀なものである。
ちなみに、この簿記3級資格。
以前、下記の記事にて努力継続可否の定義式を表してみたが、それに基づいて計算してみる。
条件等詳細については、上記記事にて確認して頂きたい。
それによると、
<努力量>は多分、日々20分で、”2”位なもんだろう。
ちょっと見くびっているようで申し訳ない気もするが。
で、<目標到達に要する継続期間>は、2、3か月あればという事で、”3”とする。
最後にこの資格を持つことで<得られる幸せ>はというと、”8”位のものではないか。
人に自慢するのは難しいが、まれに役立つこともあるかもしれない。
また、自分もやればできると思う事の一助になるかもしれないという事からである。
まあ、この辺は相当あいまいだ。
自分の考え方や価値観に大いに左右されるわけだから感覚で決めればよい。
結果として下記となる。
2(努力量) × 3(継続期間)< 8(得られる幸せ)
かろうじて右が大きいが、あんまり差はない。
この場合には、目標達成に向けて進むものの、途中で逡巡する事もあるだろう。
何か、完遂するには自分にご褒美が必要となるかもしれない。
そんなことを考えた。
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