久しぶりのブログ更新。
ここしばらくの記事は資格についての話ばかりだが、色々並行してやれる程、器用な性格をしていないので仕方ない。
今回の合格でようやく肩の荷を下ろした気分。
【合格してから何をしたか】罪悪感を感じずに飲む酒はうまいと思う
これでファイナンシャルプランナー関連資格という長い長い旅路も終わった気がする。
今まで、FP3級⇒FP2級⇒AFP⇒CFP⇒FP1級というルートで大体3年位この為の学習を続けてきた。
中にはそんな事は無意味では?と言ってくる人もいたけど、妻や子供はそんな事はなく素直に感心していてくれた。感謝している。
まあ深く考えるのは全てが終わってからにしようと思っていたので、楽天家なのか悲観的なのか分かりゃしない。
一つ言えるのは、全てが終わってから飲む酒はとてもうまかったという事。
スーパーでワインを買ってきて、YouTubeを見ながら飲んでただけなんだけど、罪悪感を感じずに飲む酒はうまい。
最近妙な事に、朝学習する習慣がついたせいか、次の日に残る酒を飲むことに罪悪感を感じてしまう。
でも、どっかに飲みに行ったり、どうしても気分がくさくさする時には時にお酒に頼る時もある。
そんな時、仮に深酒をしなかったとしても、やっぱり次の日にはいつも通り早く起きて学習するなんてのはちょっと辛い。
でも、それが今回の全ての合格で一旦の目標クリアとなれば、何の憂いもなく飲む事ができる訳。
いや、俺お酒飲んでるし、明日早く起きる自信は全くないけど、まあ合格したんだし、たまにはいいじゃんと、自分に言い訳できるのだ。
【ファイナンシャルプランナー1級実技試験】合格に対する最後の関門
2月にCFPの6教科の合格が叶って、CFPの資格取得に目途がついてから、4か月位はファイナンシャルプランナー1級技能士の実技試験の準備をしていた。
私は実務経験はないので、CFPを合格してからでないと、そもそもFP1級実技試験の受験資格がない。
実務経験があれば、FP2級を合格していればそのままFP1級の学科試験合格⇒実技試験へというコースが辿れてシンプルだが、学科試験の合格率は10%程度で時には数パーセントだなんて時もあるから、どっちにせよきっと心が折れてしまうと思う。
だから、私がCFPの合格からFP1級の実技試験に行ったのは必然だったろう。
でも、実技試験だって、決して甘くはないけど。
ファイナンシャルプランナー1級技能士の資格を得るには、一番最後にこの実技試験を合格しなければならないのだけど、これはファイナンシャルプランナー協会主催の試験か、金融財政事情研究会(通称きんざい)主催の試験どちらかを選ぶことが出来る。
どっちで合格しても価値は同じ。それは納得している。
でも、人によってどちらが性にあうかはあるのではないかな。
FP協会の方は純粋に試験のみだし、合格率も高い。でも年に一度…
対して、きんざいの方は口述試験で合格率はFP協会よりも低い。でも年に3回。
私が受けた 金融財政事情研究会主催の実技試験は口述試験という要は面接みたいなものなのだけど、合格率は85%。
非常に高く思えるが、これは、先に述べた2級の人が受けられる10%程度の学科試験や、CFP試験を通った人のみが受けられる試験だから実際には決して甘くはない。
だから、私が受けた東京での試験会場では、みんながスーツにネクタイ(いや私もだが)とか、明らかに本職の人ばかりで、なんか私が貧相に見えてくるようであった。
【試験当日について】口述試験はグダグダで 落ちるとすれば私だと思っていた。
大体、10人くらいのグループで一人づつ呼び出され、問題用紙を渡されて、その紙を見ながら15分間、口述試験の準備をする。
口述試験自体は12分で、併せて約30分、これを2つの問題に対し、二部屋の試験部屋に呼び出される形で10人が順番にこなしていく。
ほとんどは待機時間となる訳だ。
この待機時間には持ってきた資料で直前の学習が出来るのだが、私の試験の順番は最初だった。
まあ、実際最後だとしても、この場で覚えたものがたまたま出るだなんて奇跡は起こりえないから一緒か、むしろ早く帰れるからありがたかったけれども。
で、実際にどうだったかと言えば、私は過去問と2024年税制改正部分、近年の経済状態等を集中的に学習していったのだが、問題自体は確か1問目が空き家問題、2問目が高層住宅の投資問題と、過去問には全くない問題が出てきて面食らった。
そりゃ、過去問と同じ問題が出るとまでは言わないけど、もうちょっと寄せてくれてもよさそうなものではと恨みがましく思ったものである。
まあ、条件は受験生皆さん同じである訳だし、学習が不足していると言われればそれまでだろうけども。
で、口述試験中はやれるだけの事はやった。
でも、色々と制限がある。
例えば、分からないのに分かったような事を言うのはマイナス評価(お客様に適当な事を言う事になるので)だし、かといって何も言わないと評価もされない。
だから、分かる事についてはしっかり伝えて、最初と最後に にっこり挨拶もした。
でも、試験官による誘導があったりで、なかなかハードな試験だった。
試験の途中でこりゃ駄目かもと思ってても2問目の最後まで、はきはき答える努力をした。
サラリーマン人生、この辺りの耐性スキルも身につくものである。
【まとめ】
到底、合格したと胸を張って言えるような状態ではなく、合格発表日まではびくびく、いや、ほぼ落ちたろうと自信がない感じだった。
一つ言えるのは、努力は人並み以上にしたのだと思えたので、他の方も同じ位出来なければ、もしかしたら私は合格できるかもと思っていた。
これって結果的に人の不幸を願う感じで、あまり褒められたものではない根性である。
全く合格比率が決まっている試験は罪深い。でも大学入試とかもそうなのか。
結局、ネットで合格発表を見たのは、合格発表日の次の日だった。
これは自信のなさの表れだろう。
その確認を行った日には段ボールに挟まれた大きな認定証が送付されてきた。
確かに感動したが、FP3級を受かった時に感じたインパクトと同じくらいかもしれない。
それだけFP3級での久しぶりの何かの合格は新鮮で、うれしかったという事か。
その喜びがその後の2年半くらいの継続につながったのだろう。
FP1級では、喜びは確かにあるのだが、それよりもなんというか肩の荷を下ろした感じに近い。
これからは資格ではなく、段々別の事にも目を向けていく事にしよう。
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