【資産の3分の2を投資する 】今の定期預金の金利ってすさまじい低さですよね

Wall街のボード 資産

投資と言ってもインデックスの海外株式か債券又は外貨預金も
投資に含めてよいと自分の中で決めている。
それら全てで資産額の3分の2を現金ではなく投資額で持っていたい
と思っている。

本当は、もっと投資に回しておきたいくらいだが、妻の理解を得る事が
難しいだろうから、この位が精一杯。

私もそもそもが小心者であるので、どっしり構えてなどという事が出来ない。
いや、小心者というよりもネガティブというべきか。

具体的にいうと、社会状況をネガティブに考えすぎてしまい、投資がうまく
いっているのに更に安全資産に切り替えてしまう事がある。

最近も、海外 S&P500や 全世界株等のインデックスファンド、また会社の
確定拠出金分の海外株式ファンド等をほぼ全て売却、現金に切替えてしまった。

海外での不穏な動きや、バブルではという論評に耐えられなかったからだ。
実際、中国恒大の破綻懸念や欧米の利上げタイミング、地政学的リスク
等は大分、緊迫していると思う。

考え方として、ずっと持ち続けるのが正しいのは判っているのだが、これらが
来ることは確実視されるのだから、一旦全てを売却し、売却時よりも低い価格
で買いなおすのだ。

そうすれば、資産を棄損することなくうまくいけば儲ける事すらできる。
俺ってなんて頭がいいんだ、しめしめ、などと考えてしまう。
するとその後にまだまだ上がる上がる。

多分私がすべてを変えてから現在までに15%、下手すれば20%位はそれぞれ
上昇したのではないだろうか。
人というのは罪深いものだ。
これらの上昇を設けそこなったものとしてとらえてしまう。

懸念に対して過敏に反応しすぎて、余計な動きを取ってしまって返って損をした
気持ちになるのは、一度や二度ではない。
その代わり大きな損もしたことはない。

結局は心の平穏などは投資をやる限りどこまで行っても得られないのだろう。
完全に忘れてしまうのが良いともいうが、そんな事は不可能だ。

もしそれが出来るならよっぽどのんきである。

いや、資産に対する投資額の割合が低いなら別に良い。
忘れることも可能だろう。

でも、この項目での記載の様に資産の3分の2を投資に回しながら
それを忘れるなどという事が可能というのはあり得ないと思う。

人生のかなりの割合なわけだ。
そりゃ、気にもなるだろう。

私が投資を始めたのは未だ20代の頃だった気がする。
正確には覚えていないが、マネックス証券の株をIPOで買った位の
年代だからまだ若い頃だった。

別に大もうけをした覚えはあまりない。
多分、収支でいえばちょっとプラスになるくらいか。
若い頃に失敗もしているから、あまり無理な投資は控えるようになった。
投機は避けた方が良いというのは実感として知っている。

だから、もはや投資により大金持ちになることはあるまい。
別にそれでよいと思っている。

20代で投資を始めて既に四半世紀の投資歴だ。
それを聞けば結構凄い奴ではと思われそうだが、実際には別に知識も
なければ、実績もない。

別にモチベーションもなく、状況に併せ唯々諾々とやっているので
何かに基づく投資哲学があるわけでもない。
学習し、哲学に基づいて長期視野に基づいていれば今頃は何か違った
ものにもなっていたかもしれない。

でも現状に後悔してはいない。
私はこのまま小心者投資家として終わるのだろう。

それでよいのである。

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