定年後で仕事を辞めてしまうと燃え尽き症候群になってしまうと何かで見たことがある。
私に限ってそのような心配はなさそうだが、老齢の際になってから新たな地縁を求めるのもちょっと難しいのではないだろうか。
先行的に準備をしておいた方が良いだろう。
【縁とは】縁にも色々な種類があるようで
人の縁にも色々あって、血縁、地縁、社縁とかはよく聞く。
それぞれ、親族や家族による関係性、地域社会のコミュニティに所属する事による関係、会社の関係等である。
これらの関係がだんだん薄れている現代社会であるが、それらの縁の他にも学縁、趣縁というものがあるようだ。
学縁は学生の時の友人と未だに交友があるか、趣縁は趣味の友人があるかという事で、よく言ったものである。
これらの比率について、ある平均的おっさんである私を例にとって考えてみる。
最近こそコロナの影響で飲み会が極端に減ってしまったが、会社上の付き合いが50%くらいだろうか。
飲み会と言えば、会社のイベントが多いし、話をする機会もなんだかんだと会社の同年代の人がメインになってくる。
ただ以前、ゴルフやフットサルを例にとって私のダメさ加減を伝えている。
会社の付き合い方が深いという訳ではない、単純に他の縁が少ないという事だ。
おっさんなんて割とこんなものではないだろうか。
他には血縁として30%、親戚づきあいがある。主には妻の兄弟の家族や、義理の父母等々
そして学縁。友人Tや小学生、大学時代の友人とまれに会うので20%あるかどうか位か。
地縁と趣縁は現状、ほぼないので、0と言ってよい。
【社縁について】おっさんではこれが最も多いけど、退社後が心配
結果的には、現状、社縁が最も多いという事になるが、残念ながら、会社の縁というのはあまり継続するという話を聞かない。
会社の中では親しかったとしても、会社を去ってしまえば一切の連絡がなくなってしまうというのはよく聞く話である。
無論、人それぞれであろうが、あくまで一般論として話をすると、確かに会社の縁というのは続けるのが難しいであろう。
なにせ、複雑な利害関係に基づいて発達する訳である。
地縁や学縁、趣縁が積極的・能動的な関係性に基づいて発達するという事であれば、血縁、社縁はどちらかというと受動的な物である気がする。
そうすると、その関係性がなくなってしまえば、関係を維持するのは難しくなってしまう。
まあ、簡単に言えば、仕事上の付き合いがなくなったら共通の話のネタも大分なくなってくると思われる事である。
0になるとは言わないが、現状50%というかなりの割合を占める状態は大きく変容する事になるだろう。
今のままだと問題であるという事になる。
【地縁、趣縁について】社縁に変わる何かが必要になると考えている
血縁は今でも比較的重視している訳だから、比率としてはほぼ変わらない。
主には現在多くを占める社縁関係が減っていくのだろう。
老齢になって、時間が出来た時に、縁がなくなっていくのでは寂しい気がする。
よって、地縁や趣縁を拡大していきたい。
上記にも書いたが、これらの縁は急に作るのは無理だろう。
よって、本当にそれを必要とする時に初めて作るのではなく、ある程度早めに考えて、動いておきたいと思っている。
ちょっと考えているのは、商工会議所とかはどうだろうか。
一生続けられる事業を持つという事は、同じような考えを持つ人が地方の商工会議所には参加しているのではと勝手に思っている。
そんな人たちと交流できれば色々な刺激になるのではないか。
この先、調べてみようと考えている。
ちなみに私は地域のコミュニティであるとして、これを地縁にカウントしている。
でも、これも社縁にカテゴライズされてしまうのかもしれない。
【まとめ】
一番良いのは趣縁を広げるのが良いのだろう。
関係性も深まりそうだし、なんだか楽しそうな響きがある。
でも、現状、私が夢中になって何かをやっているというイメージがわかない。
集まって何かをやろうとすると、それが義務の様になってしまって、私の事だ、なんだか面倒になってしまう気がする。
そうすると寂しい話なので、多少なりとも例えば事業やボランティア等、何らかの目的を持った地縁が私にはよかろうと考えたのだ。
考えてみればなかなか難しい話なのである。
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