【チェコ共和国に行く】街並みがおとぎ話の様でしたのでもう一度 妻と訪れたいのです

チェコの街並み 旅行

チェコ共和国には20年前に一度行った。
ハンガリーに仕事で行ったついでに余暇で寄ったのだが、
まあ貴重な体験ができた。

今でも私が滞在した時の状況であるかは全くわからない。
ただ、その時のイメージは決して悪いものではなかった。
まだ私は若く、恐れよりも興味を優先させる傾向があるからかもしれない
など余計な分析を加えたくなってもしまうが。

美しい国であった覚えがある。
子供の頃にイメージしたヨーロッパというのが正にこんな感じだった。
ドイツとかフランスはなんか観光地って感じだが、チェコは絵本に出て
来そうな国だ。

特にプラハは美しかった。
日本ならさしずめ京都のイメージか。
海外の人が日本をイメージすると京都が出てくるように、私がイメージする
ヨーロッパは三角屋根のお城と石畳。

そんな場所を妻に紹介したい。
行く機会があればよいのだけれども、遠いし金もかかるだろうし、先に書いた
台湾よりも敷居は高いことだろう。

チェコ共和国といえば、その更に昔、オーストラリアに滞在していたころ
チェコから来た若者と生活していたことがある。
もっとも当時は私も若者であったのだが。

シェアハウスというのか、当時は言い方も知らなかったが、ともかく
いろんな国の人と一緒くたに同じ屋根の下で生活していた。
私のチェコ共和国についての知識は、その仕事で滞在したことを除けば
それだけなのである。

思い出せるのは2つ。

一つ目はパスタを茹でて、砂糖をかけて食べていた、という事、
二つ目は国の名前についてこだわっていたなという事である。

パスタの件については、何やら食事を作っていたのでどんなものを作って
いるのかを聞いた気がする。
そうしたらただ、マカロニみたいなパスタを茹でて皿に盛り、それに結構
な量の砂糖をかけていた。

申し訳ないが、到底うまそうに見えなかったのだが、本人は普通の事で
あるらしい。
チェコ共和国の人がみんなそんな風に食事をするのかは知らない。

ただ、場合によりジャムをかけて食べたりもするそうだ。
日本でいえば、ご飯に海苔の佃煮をかけて食べる感覚なのだろうか。

よく考えれば、日本でも海外から見れば色々と問題のありそうなものを
ご飯に乗せて食べている。
それと比べれば砂糖というのは非常にシンプルで理解しやすいかもしれない。

また、国の名前についてもこだわりを持っていた。
話をしたときに、チェコから来たんだよね、というと、いや、チェコではなく
チェコ共和国だ、と何度も訂正させられた。

合ってんじゃんと思ったものだが、共和国の部分を忘れることが問題である
らしい。
おかげで今でも私がチェコを呼ぶときには必ず共和国をつけるようになった。

日本人にとってみれば、日本と日本国、何が違うのというところかもしれないが
当時、チェコスロバキア共和国から分離して数年の状況では私などが知らない
事情があるのかもしれない。

それについては今でもわからない。
不誠実さと無関心にちょっと申し訳ない気がする。

今ではチェコの偉い人が、この国をチェキアと呼べとかの話が出ているようだ。
当時の純粋な若者の気持ちを踏みにじっているようで残念である。

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