小さくてもよいので会社を持ってみたい。
【会社を持つという事】一生に一度はやってみたいのですが
先には一生続けられる事業を持つという事について書いた。
この時には、何らかの特技を得ることにより、定年後にもやりがいをもって継続する事が出来るものを探そうと考えたのだ。
今回の項目は昔からずっと考えていたことだ。
別の記事でも何度も話したように、私はサラリーマンである。
今まで、自分の才覚でお金を稼いだことはない。
労働力を企業に提供する事で、毎月の給料を頂いているのである。
会社の方針や先達の設定したやりかたに従い、多くの関係者との調整関係において、営業の人が苦労して獲得した案件を多くの同僚とともに事業化している。
【会社設立の希少性】たくさんあるのに私が出来ないのはなぜだろう
無論これは人生の安定という観点からはよい事なのだろう。
でも、日本には会社は380万以上あるらしい。
という事は、会社を作る事は、言ってみればそこまで希少性が高いという事でもないのだろう。
前例はこれだけあって、しかも昔から私はいつか会社を持ってみたいと考えている。
なんだか、なぜやらないのか不思議な事である。
答えはと言えば、なんだかんだ言って会社員の居心地がよかったという事なのだろう。
今まで25年以上、サラリーマンをやってきた。
そうするとよい事も悪い事も、辛くてどうしようもない事もあったのだ。
でも、だから会社を辞めて自分で何とかしようという考えには思い至らなかった。
夢想する事はあったけれど、夢想と現実化はちょっと違う。
現実化には多くの準備が必要なのだ。
【会社設立の際の変化】現在の会社を離れるのも寂しいという事もある
自分の会社を持つという事は、今の仕事を辞することになるのだろう。
そうすると、今まで一緒に苦労を重ねてきた同僚と離れることになる。
これも辛い。
ま、もっとも相手がどう考えているかは知らない。
結構あっさり、あ、そうですかと言われてしまうのかもしれない。
でも、やはり会社で苦労した分、怒られてきた分、私側にもそれなりに愛着があるのだ。
なんだか、ここまで書いていて ザ・日本のサラリーマン だなと思ってきた。
決して自分を褒めている訳ではない。
寧ろ揶揄している。
この様な考えは本来正しくないのだろう。
【自分の性格】小心者で悲観的は悪い事?よくはないかもだけど…
既に50歳という年齢まで来てしまった。
私は小心者で悲観的なので、何かを行うのに勢いでという事はあまりない。
色々理由をつけてやらないか、絶対大丈夫という保証が必要となる。
この性格は最早、一生変わることはあるまい。
ちなみに小心者で悲観的という事が悪いといっている訳ではない。
私はよく自分をこのように評するが、悪い意味だけでなく、よい意味でも捉えている。
この小心者で悲観的という事の反対は、大胆で楽観的という事になる。
では、その様にありたいかと言えば答えはノーである。
なんだか、大胆で楽観的では、気は楽そうだがちょっと問題を抱えてしまいそうだ。
だから私は今のままでよいと思っている。
安全運転で人生を渡っていくのだ。
人にはつまらないと思われそうだが、私はエンターテイナーとして生きている訳ではない。
【会社設立は60歳で】それまでに色々な準備を進めようと思う
ま、そういう事もあって、会社を持つのは60としたいのである。
60歳からであれば、私のこの保守的な考え方に対しても背中を押すことが出来るのではないか。
その時に私はようやく、35年来の大望を達成するのである。
実際に起業している人においては何を大げさなとばかばかしく感じるかもしれない。
起業して成功している人、いや、たとえ成功していなかったとしても、私は彼らを尊敬している。
自分より何かに秀でている人を私は素直に尊敬する。
【まとめ】
でも、サラリーマンを何十年も続けていた人間の感性なんて割とこんな感じなのではないだろうか。
60歳で会社を辞めるという事についての関連については下記にも書いている。
良かったらこれも読んでみてほしい。
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