【結婚記念日に妻と食事に行く‐2】2人でというのは敷居が高い…

記念日 リング 家族

20回目の結婚記念日がやってきた。

私は妻と5年に一度食事に行くという事を人生の目的としてかなり高い位置に挙げている。

そうして、他の年には何をするのだと言われれば、特になんてことはない事が多い。

それでも、今回、食事に行ってきた訳であるので、本項目を一旦、完了としたい。

【4回目の高級レストラン】多分、この件で行くくらいしか機会がない

友人からはなんか有名なシェフのレストランですごい物を食べたりとかを聞く事はあったのだが、私の中で一回の食事に一人頭1万円もかけるのはちょっとありえない。

人によっては、なんだーと思うのかもしれないが、私にとっては大変な出費である。

そういえば、他のテーブルでは、あのハッピバースデーテゥーユーっていう誕生日の曲が流れていたが、毎年来る誕生日にこんな高級店に来るわけにはいかない。

食べ慣れない、聞いたこともない名前のフランス料理を食べるのは、この機会と決めているのだ。

実際のフランスでフランス料理を食べたことは何度かあるが、これは仕事で行く場合。

また、大概はもう嫌っていうほど量が多いしおおざっぱなので、あんまりいいイメージがない。

なんだか、フランスのフランス料理よりも日本のフランス料理の方が手間がかかっていて繊細であるように思える。

そして、このイベントに求めるものは、ロマンティックなどというより、なんというか入学式とか卒業式に近い感じ。

【次は25年目】このイベントがあるのかどうかちょっと不安が

今回、夫婦2人でというのも大変気が引けて、妻もあまり気が乗らないようであったので、半ば無理やり子供も連れて行った。

息子も娘も連れて行った訳であるから、出費は一気に倍。

子供達も好き嫌いが多いので、魚が駄目だの果物が駄目だのと、今どきの子供はって言いたくなるような感じになるが、それでも今回はお願いする形で同行してもらった。

それでも結果的には和やかな雰囲気で大変良かった。

妻はこの日以来、大変、機嫌がよさそうであるので、やっぱりこういうイベントものは無理やりにでもやった方が良いと思う。

でも、今回コロナの件もあるし、実施には少し苦労をした。

こういう事にこだわりを見せるのはまず私の方だ。

まず話の切り出しが難しいし、話を出しても、別にいいのではという事になってしまう。

妻は別の方面でのこだわりがあるから、やっぱり、夫婦とはいえ、人と併せるというのは難しい。

その時は上の子は独立している公算が大か。ちょっと不思議な気がする。

【高級店に行く機会】そういえば、仕事では何度か連れて行ってもらった事がある

今ではあまり良い事ではないのだろうが、そういえば、今から20年も前ともなれば、接待的なものでうまい物を食う機会も普通にあった。

特に海外ともなれば、ビジネス上の付き合いとして会社の関係者がその土地の良い物を食べさせてくれる時がある。今は知らないけど。

で、日本人同士では、サプライヤ―がペコペコしながら顧客を接待するというイメージが強いが、私の場合、外国のお客さんの方が私にうまい物を食わせてくれることがある。

面白い事に、アメリカ人などはその辺、フランクなので、高級すしを御馳走してくれた上に、その人の家にまで行って、その人の旦那さんや犬とかを紹介してもらった。

もう時効だと思うから言うが、そういえばその会社に来ないかって誘われたんだった。

そんな事からアメリカってスゲーって実感したものである。

ひょこひょこついて行ってたら完全に別の人生になっていたのだろう。そうであってほしいとは思わないけど。

今考えれば私は怖い物知らずの人間だったなあ。

そういう目的でうまいものを食わせてくれたのかもしれないけど、そうでもない限り、自分でおいしい物を食べに行く機会などはない。

でも仕事では、各地で珍しい物を食べたので、思えば恵まれた社会人生活だったのかもしれない。

今ではとんとそんな事はとんとない。時代も変わったのだろう。

【まとめ】

上にも書いたが次には25周年。結婚して四半世紀という事になる。

願わくば更に5年後、再度、本項目を更新出来るとよいのだが。

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