本項目は下記の記事の続きとなる。
検査する前にも言っていた事ではあるが、この度、正式に検査の結果を受け取った事を受けて、一旦本項目を完了としたいと思う。
まあ、なかなかきれいな胃で、今後もしばらくは変異しそうにないとの事だった。
【胃検診の頻度について】町から2年に一回の診療券が送られてきます
しかし、この項目は一生継続すべき項目である。今回、受診したからといって終わりにして良い物だろうか。
そんな変な事を考えていたのだが、まあ、先生によれば、次の受診は4年後でって事なので、そんな先までは気にしてられないだろう。
だから一旦、本件は完了であると見なすこととした。
医師によれば今回の検査で使用した 健康づくり受診券という町からの補助券は 私の年代では2年に一回送付されてくるようである。
成人歯科だの肺がん、前立腺がんだとか、その他もろもろの検査チケットと一緒に送付されてくる。
なんだか、お買物の割引券のよう。
先生に、それでは次は2年後ですかねって話をしたら、それだとちょっと早いかなって言われてしまった。
医者だって商売だろうし、本当は検査の頻度が多い方が儲かるのではと思うので、それにも関わらず勧めてこないとなると、よほど綺麗な胃なのだろう。
まあ、色々画像を見ながら説明してくれるのだが、私が見てもさっぱりわからなかった。
【鼻から入れるか口から入れるか】お腹で苦しいのは一緒なのですが
最近の胃カメラって鼻から入れるのと口から入れるのとで選べるみたい。
確かに鼻から入れる方が口から入れるよりも線も細くて楽そうである。
そういえば、時々くしゃみが出そうで出ない時は自分でコヨミを作って鼻に入れて無理やりくしゃみを出したりする。
また、コロナでの簡易検査でも自分で鼻に綿棒を入れてぐりぐりやる必要がある。
この様な実例から、私は、口から何かを入れるよりも鼻に入れる方が楽なのではないかという事を主張している。
口から何かを入れる機会ってあんまり思いつかない。
実際、私の経験上、口からファイバースコープを入れるという経験をしたことがないものだから、本当に苦しいのかはよく分からない。
でも、私が若い頃、口から入れる胃カメラの辛さについて誰からか滔々と聞いたことがある気がするから、きっと大変なのだろう。
鼻から入れる場合には、その前に、なんだか目薬みたいなものを鼻にさしたりする。
そうして、更にしばらくしてから、長い綿棒を鼻に挿入し、しばらくそのまま鼻に挿しておく。
なんて間抜けな状態だろう、出来れば誰にも見せたくはない。
これは、こうする事によって、鼻にファイバースコープを通すときに慣れさせるようである。
【お腹の内面を細かく調べるのである】カメラで後ろを振り返ったり
鼻の準備は胃カメラを行う前に別室で行うのだが、まあ、漫画喫茶にある立派な一人掛け社長椅子みたいなものに座って行われる。
大体30分位はかけるだろうか。
それ位しないと鼻の麻酔が効かないのだろう。
その後、別室の胃カメラが行われる検査室に自分で入っていくのだ。
まあ、胃カメラだし、手術って訳でもないから別に何の感情もない。
でも、実際にやってみるとこれがなかなか大変なのである。
その最初から最後まで、自分でカメラを見ながら行われるのであるが、なんだか、確実にお腹の中でツンツンと何かが動いているのがよくわかる。
おなかの中にある物がオンタイムで見れてしまうというのはなかなかシュールな感覚だ。
先生や看護婦さんも大変な事だろうとは思うが、こちらも必死。
鼻からのど、食道、胃を通って更にはその先の十二指腸迄検査が行われる。
胃から十二指腸に通る際には小さな穴であり、なるほど人体というのは不思議なものだと思わされる。
胃で消化された食料が次の器官に行くまでにどんなタイミングで行けばよいか等考えながらではおぼつかない事だろう。
そのあたり、体の方で勝手にやってくれるのだから便利なものである。
【検査終了してから】ベットで休む。大腸検査と同じ失敗はしないよう
やがて必要な検査が一通り行われて、そのファイバーが抜き取られていく。
帰り道では逆向きになってその来た方向にカメラが向けられたりもするので、どんな風にカメラが入っているのかがよくわかる。
いや、技術の進歩というのはありがたい。
多分、胃壁を直接見た方がバリウムを飲んでレントゲンをとるという間接的な物よりもはるかに検査精度が高いのではないだろうか。
検査終了後は、別室のベットでしばらく横になっているのである。
検査終了後に横になって携帯でYahooの記事でも見ている気楽さはたまらない。
緊張感も何もない。
そういえば、以前、大腸検査を受けた時、その後に何やら仕事を入れてしまった気がする。
以前は、まさかそんなに時間がかかる事もあるまいと考えてしまっていたから、結構、仕事に追われてしまい、気楽だなんて感じはなかった。
だから、今回は検査の後には予定は何もなし。
とっても気楽なものであった。
大腸検査の時の話はこれ「 【大腸がん検診を受ける】いやはや大変な思いをしました。でも必要な事なのでお勧めです 」を参照頂きたい。
【まとめ】
しかし、国や自治体は国民の健康については割と手厚く世話を焼いてくれている。
私の自治体だけなのか、他もそうなのかは知らないが、ある程度の年齢になった人にそれぞれ多くの検診を受けさせるというのは結構な予算額になっているのではあるまいか。
それ自体はいいのだけど、人生は健康でさえあればよいというものではないだろう。
自分がファイナンシャルプランナーの勉強をし始めたからという訳でもないが、お金について知らないというのは自分の体の健康を気にしないのと同じ位やばいと思う。
一生のうち3回位は誰でもライフプランを見直すというのを国費で行うようにしたら良いのではないかとちょっと思った。
そうする事で救われる人は、きっと健康診断で病気が早期発見される人と同じ位の割合、あるいはそれ以上にいるのではないだろうか。
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