【大腸がん検診を受ける】いやはや大変な思いをしました。でも必要な事なのでお勧めです

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なんだか、健康に気を配っているような項目が昨日に続いて立て続けだ。

昨日は睡眠に関してで、本日は大腸がん検診。

人には、なんだそりゃ、ほんとにバケットリストかと言われてしまうかもしれない。

【大腸がん検査】そりゃそうなんでしょうけど辛い検査ですよね

でも大腸がん検診を受けたことがある人ならわかるだろう。

あれはひどい。

相当な気力がないと受けようだなんて思えない検査である。

バケットリストにでも入れないと、受けようだなんて思えない。

レベル的には 似合う眼鏡をかう、という項目よりもはるかに上だ。

受けたことがない人のために説明すると、胃カメラの下から版である。

胃カメラは口から医療用スコープを挿入して胃の最後まで直視で検査していく訳であるが、こちらはおしりの方から大腸の最後までを直視していく。

この検査、私は受けるのは2度目である。

40代前半位の時に一度受けたが、その時も大変な思いをした。

それでも、51歳になるまでにはこの検査を受けるという目標を掲げ、実は既に達成してしまったわけだ。

【三大疾病について】大腸がんってかなりの問題だと思うのです

私はそうそう病気になりたくないのである。

小心者というそしりを受けたとしても命が惜しいのだ。

三大疾病というものがある。

死因の大体半数ほどがそれによるらしい。

まあ、正確さはともかく実感もそんなものだろうか。

その3種の中でもがんは断トツで1位。

中でも一位は肺がん。

私は非喫煙者であるので、とりあえず心配ないと思っている。

無論100%安心だなどというつもりはないが、確率は低かろう。

大腸がんは2020年の男性でいえば僅差で胃がんに続き3位である。

胃がんと大腸がんは本当に僅差、おまけに先日の医者の話では将来的に胃がんはあまり怖くなくなってくるらしい。

細かいことは忘れてしまったが、ピロリ菌が減っているとか、海外では胃がん検診をしなくなるとかなんとか。

【モチベーション】なんか胃も痛い気もする、大腸とは関係ないけど

一方、年齢が上がるにつれ私の周りでは、ちらほら大腸がんに罹患した人の話を聞くようになった。

これって、だいぶん怖い話ではないですか。

今では総合的に大腸がんがもっともやばい病気と考えるようになっている。

そうすると、小心者の私のことだ。

出来るだけ、早い検査を受けたくなってくる。

おまけになんだか、胃も痛い気がする。

いや、実際には胃痛は大腸には関係なさそうだが、もはや何でもよくなっている。

そんなモチベーションをもって、検査を受ける手はずになったわけである、

まずは大腸がん検診をやっている医者、私は依然と同じ医者であるが、1か月ばかり前に面談し、日付を決める。

その日付を決めたときに、なんだかボックスのレトルト食品をもらう訳だ。

前日に食べる分である。

【検査前の準備】前日から色々準備があります。レトルトはまあまあ

私が受け取ったのは前の日の昼食と夕食用。割と普通のレトルトパックであり、量こそ少ないが味はまあまあだ。

前日の朝までは白米を食べてよいので、その特別食の準備はない。

当日は当然だが、何も食べない。

その代わり、2リットルくらいの下剤を飲んでいくのだ。

朝から飲んでいくのだが、これはまあ、これから起こることに比べれば割と平気である。

始めてだったら病院で様子を見るのだが、私は2回目ということで自宅で下剤を飲んで、電話で様子を連絡することになっている。

検査は午後からだ。

午後になって、病院に行き、病院服に着替えてすぐに検査である。

まあ、看護師さんによる状態のインタビュー的なことがあるがそれ自体はすぐに終わる。

トイレに行っておきたければ、この時に行っておくように。

【実際の検査】まな板の上のコイって感じです

で、いよいよ検査台である。

横になって、検査を受ける。

もう50にもなろうというのにやはりこればかりは覚悟が足りない。

なんだか変な声が出てしまう。

看護師さんは女性であり、おっさんの声を聞かせてしまい大変申し訳ない気持にもなるが、こちらはそれどころではない感じでもある。

自分もリアルタイムで画面を見せてもらえたり、説明を受けたりするのだが、そんなことはもうどうでもよいので、早く終わってもらいたいばかりだ。

おなかの中を明らかにファイバースコープの先端がぼこぼこと動き回っている。

だいたい30分も過ぎたころ、ようやく検査が終わってくれた。

いやそれ以上かかったかもしれない。

【検査後】ぐったりです。予定など入れない方がよいですね

その後、点滴を受けて、しばらく横になってから帰宅することとなった。

実はすぐに帰れるものと考えていたから会議の予定を入れてしまっていて非常に焦っていた。

事情を話して何とか間に合わせてもらったが、迷惑な話なので、諸氏には検査の日に仕事は入れないことをお勧めする。

無知なもので申し訳ない。

ところで私は内壁のポリープを3つとることとなって、それは生検に送られた。

結果を言えば問題なかった。

【まとめ】

実はこの検査を受けた結果、良性腫瘍を取るということでも簡易的な手術扱いとなることを知り、約10万が保険金として支払われた。

実際、それ以上の医療保険には入っているのだから、儲けたというのとは違うのだろうが。

ただ、検査自体は2万弱だったから、診察代考慮しても8万位のプラス収支だ。

このつらい検査を受けた事に対する埋め合わせの様でちょっとだけうれしかった。

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