【親と外食する】これが親孝行と思う事が、自分が結構な年齢になったという事かもしれない

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私には年老いた両親がいる。

いや、まだ働いているし、多分に健康だから、年老いているという言い方は失礼な気もする。

【親孝行について】まずは実家に帰る機会をもう少し増やしたい

でも、どこからどう見ても老人である。

ここまで老人だとやはり親切にしてあげたい。

だからという訳でもないのだけれど、親を食事に連れて行ってあげたいと考えているのだが、ずっと果たせずにいる。

なかなかきっかけもない。

先に、実家に帰るのは現状あまり機会が取れていないという事について書いている。

また、ある程度の期間を持って、実家に帰るという事をバケットリストの項目に挙げているくらい機会がとれていないのである。

ちょっとした罪悪感である。

その様な状況なので、帰るだけでなく、食事に連れて行くという事は更に敷居が高くなっている。

【食事中のマスク】このルールばかりには非常に抵抗がありまして

ここでも言い訳になってしまうが、やはりコロナ禍の問題がある。

現在、コロナの件があるので、外食にはちょっと足が遠のいてしまう。

なにせ、マスクをしているのだ。

以前、テレビで外食時の作法についてやっていた。

それによると、何かを食べる時のみマスクを外して、黙々と食べ、食べ終わった後はマスクをつけてから話をする事、と言っていた。

申し訳ないが、そこまでして食べたいと思う物はあまりない。

まして、年老いた両親にそこまで求めるのは忍びない。

実際、行っていないからわからないのだが、世の人々は会食中にそこまでやっているのだろうか。

私が何より気になったのは、何かを口に入れてからもぐもぐとやって、その後マスクをする。

または、口に入れてからマスクをしてもぐもぐとやる。

好ましいのは後者だろうが、どちらにせよ、マスクの内側はあまり好ましい状況ではないだろう。

それを避ける為に、頻繁にナプキンで口を拭う事になるが、随分と忙しない事になってしまって、落ち着かない。

もっと、何にも考えずに食事をしたいのだ。

だから、私は会食を再開するには、せめてこの食事中マスク着用のルールが終了してからと考えている。

【外食における制限】会食中のクリアボードの位置づけ

一緒に食事に行った人の間にクリアボードがあるのも頂けない。

何だか、見えない心の距離が具現化されている気がする。

こちらは心の距離を縮める為に食事に行っている。

あのような無粋なものがあると、私の様なおっさんでさえ、ちょっと困ってしまうのだ。

80歳を超える老人には大分敷居が高くなってしまうだろう。

外食産業の方々には大変申し訳ないのかもしれないとは思うのだけど、それを我慢していくというのもどうかと。

早く、この状況が何とか収まってくれることを祈るばかりです。

【店の選択】あまり食に関するボキャブラリは豊富でないのです

80歳を超えた人を食事に連れていく際にはどの様な店がよいのだろう。

まあ、それ自体は好みを聞くとしても、こちらの勝手なイメージとしては多分、和食がよいのではないか。

天ぷらとか蟹とか。

これらが和食のイメージとしてすっと出てくるあたり自分の食に関するボキャブラリは貧弱である気がする。

多分、世の50歳はもっと気の利いたものが出てくるのではないか。

いや、実際のところ、通常でも20代とかの方がよい所に行っている気がする。

事実、私もまだ子供がいなかった20代、30代前半の時代の方が、妻と色々な店に行っていた。

時に見かけるおしゃれで美味しそうな店には20代、30代の方々が主な客層になっているようである。

私としては敷居が高くて入りにくいのだが、平気な顔して入店できる方がちょっとうらやましい。

【まとめ】

今や私が行く店は限られている。

こんな私が連れて行くのだ。

あんまり期待されても困るし、いつになるやらわかりやしない。

だから、両親に軽々しくその予定を伝えるような事はしていないが、これもバケットリストに入れて、いつか実行したいと思っている項目なのである。

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