今では大分減ってはいるのだが、以前はニュースを見る事が趣味の様なものだった。
ニュースを見て世界中、日本中の状況の知識を得る事でなんだか賢くなったような気がしていたものだ。
ネットやテレビを視聴する際には大概ニュースである。
本項目は、ネットやテレビとかでニュースを見ている時間を出来るだけ減らして他の活動に充てたいという事を目的とした物である。
【ニュースダイエット – News Dietとは】私も本自体は読んだことはないのですが
ロルフ・ドベリ氏というスイス人の実業家が書いた本で、他にも Think clearlyという本を著作している。
まあ、私もYouTubeでの本要約チャンネルとかでの説明で概念を把握しているだけなのだが。
でも、一冊の本を読むのには数時間かかる訳で、隙間時間で概要が把握できるというのは大変にありがたい。
要約によると、ニュースを見るという事は、良い点もあるが、悪い点もあるとの事だ。
まあ、もっともな事だと思った。
ニュースを見るのが趣味であった様な私としても、あまりニュースの情報を得たから賢くなったとか、人として向上したという気はしない。
ニュースになるような事って、大概は悪い事である。
例えば、事故が発生した話とか、政治家の汚職の話、どこか遠い国での戦争。
芸能人の不倫とか世間的に眉をひそめられるような事。
自分の生活には大きくかかわる事でもないが、興味という事には勝てない。
だから、この渇望する興味心を満たすために、むやみに情報を詰め込むのである。
それはもう、社会、経済から国際、芸能まで。
【どれくらいニュースを見ていたか】今考えれば、なんでなんだろう
ニュースでは、興味は満たしてくれるのだが、どこまで行っても際限がない。
それでも、興味があるものだから色々な媒体で情報を取っていた。
CIAでは9割の情報をテレビ、新聞、雑誌から取得しているという。
まさにそんな感じで、まるで仕事の様に取得していたのだ。
例えば、土日の午前中には2時間位でやっている複数の一週間のニュースまとめ番組を録画する。
平日は17時からの民放、19時、21時からのNHK、そして何か世間で変わった事があれば、23時からの民放。
更には、朝とか23時のテレビ東京の経済ニュースも録画する。
当然、それだけの番組を録画していても普通に見てはいられないから、CMは全てカットし、更には1.3倍の速さで見る。
それでも間に合わないので、録画分は倍速で見た上、興味がある事についてはパソコンでネットも同時に開いていた。
いやはや、どうかしている。
その時の姿には妻もあきれていたと思う。
一体、何を求めていたのだろう。
正に際限がないので、News Dietで言っている事はもっともであると実感できるのである。
でも、録画は倍速でも何を言っているのか分かるものだと今更ながら変な関心をする。
【必要な情報とは】とはいえ、何も情報を得ないという訳にはいかない
情報を得る事について、最近ではテレビからというのは大分減ってきた。
でも、全ての情報を隔絶するなどという事になれば極端にもほどがあるだろう。
何も世捨て人になろうという訳ではない。
最近の情報取得媒体は主にはネット。
YouTubeやYahooニュース。
でも、YouTubeも捨てたものではない。
この良い所は、情報を取りに行くという事である。
例えば、私が最近よく聞く番組にはテレビ東京公式の テレ東BIZ がある。
コンテンツとしては【豊島晋作のテレ東ワールドポリティクス】が特にお気に入り。
この様な番組では、ある一つの情報について調査し、深く切り込んでいる訳であり、ただ漠然と多くの情報を眺めているという事は無くなった。
テレビのニュースでは今日は何があっただろうというドキドキ感はあるが、言ってみれば受け身であって、情報も玉石混合である。
今後うまく情報の取捨選択をしていければよいが、なかなかバランスが難しい。
【まとめ】
今では芸能関連についてはどうでもよくなっており、芸能界に対する私の知識は2年前位で停止している。
まあ、50歳のおっさんの事だ。
それ自体はそんなものではないだろうか。
ただ、ニュースは減らすが世の中の流れについては出来るだけ鋭敏な感覚でいるようにしたいものである。
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