要は完全に酔っぱらうまで酒を飲まないようにしようという事だ。
そして、飲む回数も減らす。
【若い頃の失敗】笑えない…よくもまあここまで問題なくこれたものだ
若いころの事を思えば酒の失敗は数え切れない。
店で寝てしまうのはまだしも、道で寝る。ベンチで寝る。トイレで寝る。
駐車場で寝る。電車で寝る。
どうも、酒を飲むと眠ることが我慢できなくなるらしい。
いったい何度電車の終着駅まで行ってしまったことだろう。
その結果、色々なものをなくしてきた。コンタクトレンズ、携帯、財布、そして信用等である。
最後には命も失いかねないと、冗談ながらに言ったものだ。
さすがに今でこそそんなことはないが、よくも今までやってこれた。
我ながら危なっかしいことこの上ない。
【コロナ禍の影響】外飲みがなくなった分以上に家で飲む量が増えた
最近はコロナの為、私もご多分に漏れず、外で酒を飲む機会が減っている。
以前は多い時には月に一度程度は会社のイベントとしての飲み会があった。
そして、その他にプライベートでの飲み会が2か月に1回くらいだろうか。
これらが、この2年全くなくなってしまった。
そして、その為に健康になったかといえば、逆に家で飲む量が増えてしまった。
更には在宅の為、下手に早く業務終了するものだから、お酒を飲む時間が増えてしまっている。
このままではアルコール中毒まっしぐらである。
一度、これはもしかしてやばいのではと思い、何日か断酒してみようと思ったのだが、1日も持たなかった。
この、断酒が出来ないというのはアルコール依存症の判断材料の一つであるらしい。
その為、いっそ、酒を断つことに決め、家にある酒を全て処分した。
【酒を減らす】60歳まで年間各20枚のチケットを自分に配布する
とはいえ、完全に禁酒を決めるのもこれからの人生に支障があるのではと逡巡がある。
苦慮した挙句に酒を飲む事をチケット制にした。
このチケットは年間20枚持つこととする。
そして60歳の誕生日まではそれを継続し、その後のことはその時に判断する。
その範囲であれば、チケットを別の年に融通してもよい。
例えば50歳の時に10枚しか使用しないでためておけば次の年で30枚使えるし、使いすぎたら次の年に減らせばよい。
そうすることで、特別な日には飲んでもよいという許容措置を加える事にした。
また、そのチケットはノートに数年分(1ページに66回分)をまとめて記載しておき、それぞれ 日付、飲んだ理由、場所、相手、お酒の種類や量等を記載することとした。
例えば、
’21/11/20 実家、父、ワイン1本
といった具合である。
こうすることで、なんだかこのチケットがすこぶる重要であるように思えてくる。
なんだか、ちょっとした事で使ってしまってはもったいなく感じる。
そうすると、年末や年始、クリスマスくらいでは飲まなくなってしまった。
妻は酒を飲まないので、これらのイベントに飲むときは一人で飲むことになる訳で、もっと更に特別な機会があるかもしれないと考えてしまうからだ。
年末に酒を飲まなかったのは何十年ぶりだろう。
【まとめ】
このルールを初めて既に1年以上だが、今のところ使用したチケットは4枚だけである。本来ならば20枚は使用してよい期間でだ。
このようなやり方でのみ効果があったわけで、どうやら自分はすこぶる貧乏性であったようだ。
コメント