先に自分の入る老人ホームを探すことについて項目を挙げている。
そもそも、自分の前に親の事があるのだ。
親の件を考えずに自分の分だけ検討するのも間が抜けている。
【どの様な施設が良いか】そもそも本気でどんな施設の種類があるかを学ぶ必要がある
実際に同様の施設に入居する必要があるかは分からない。
ただ、前もってよさそうな所を確認しておかないと要望通りの施設があるか心配なのである。
いわば保険だ。
慣れ親しんだ地元に近い所が良いのではないだろうか。
出来るだけ、雰囲気の明るいきれいな所が良い。
出来れば病院の様な雰囲気がある所は避け、家庭的な所が望ましい。
無論、入居する本人の希望が第一優先、腹を割って親と話をしておく必要があると思う。
ただ、そもそも私は老人を介護頂く様な施設にどの様な種類の物があるのか、それすらよくわかっていない。
多分、この様な事を本気で検討する前に、一度、地域包括支援センターに相談するのが先であろう。
要望ばかり話をしても仕方がない。
実際に手が届くものを検討しなければならないのだ。
【介護が必要になった時】いきなりの事では混乱するでしょう
介護が必要なその時になって焦って決めるようでは却って親を悲しませるかもしれない。
何度か話をしたが、私の両親は80を超えるが十分に健康である。
父親は働いているし、母親は家庭菜園をしている。
この様な最中で、体が動かなくなった時の心配をするのは、あまりいい気分ではないかもしれない。
でも、この様な事において検討する場合には、健康な時でないと何が必要かを冷静に判断する事が出来ないだろう。
溺れる者は藁をもつかむという。
でも本当に困っている時に、藁みたいな物をつかんだところで仕方がない。
一緒に沈んでいくだけである。
前もって確認しておけば、もう少し先にしっかりした浮遊物がある事に気が付けるかもしれない。
後に可能な限り快適に居てもらうためには前もっての準備が必要なのだ。
その方が長生きしてくれる事であろうし。
そのためには、時間をかけたやりとりをする必要がある事だろう。
いきなり事務的に切り出すのもどうかと思うし。
本来なら、親の健康に不都合があった場合には、会社を辞めてでも介護するというのが、親孝行というのかもしれない。
でも、結局、努力や根性、感情だけでは最後には支えきれないという事もある。
大変な人を支えるには、片手は常に開けておく必要がある。
その片手が施設を使用するという事なのだ。
【老人ホーム施設について】具体的に探してみれば悪くない所もありそうですよ
ところで当然の事だが有料老人ホームの入居には金がかかる。
大体、入居時にまとまった額、これはピンキリだが、の費用を支払い、月に家賃の数倍の金を支払う事になる。
この家賃の数倍という所については、その施設の規定にもよるが、医療や介護、食事も含まれていたりする。
日々の生活にも金がかかる訳であり、老人ホームに入るという事は、その生活活動にはあまり金はかからなくなるのであろうから、その代わりと考えればそこまで無茶という訳ではないと思う。
Googleで、「老人ホーム」で検索をすれば、最初の方に色々な選択肢のプラットフォームが出てくるから、自分の地域にどのような物があるか一度見てみるとよい。
ただ、どれももっとも写真写りが良い状態での掲載であろうから、真に受けるのもどうかとは思う。
きちんと実物を見に行って、話を聞くことが大事だ。
その結果、フィーリングが合えばよいのだろう。
この選択が急だと、選択の幅が大分限られてしまうので、ある程度前もっての検討が必要だ。
それで大分、希望通りになるかどうかが決まってくる。
【まとめ】
この様な事は検討自体が難しい。
人によっては、目を背けたいという事もあるだろう。
ただ、わかってもらいたいのは、あくまで前向きであるという事だ。
老人ホームに入る可能性があるのは、本当に余生という時期だろう。
贅沢はさせられないが、出来るだけ気分よい余生を過ごしてもらいたいだけなのだ。
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