【寝台車に乗る】あの狭い寝台に寝転びながら車窓を眺めるのってあこがれませんか

電車の個室列車の通路部 やりたい事

先にバスでの移動について書いた。
まあ、似たようなものであるかもしれないが、寝台車にも乗ってみたい
という希望がある。

この欲求はどこからきているのだろうかと不思議に思っていた。
どうもこれは、私の幼少期の記憶からきているらしい。

具体的には学研の子供向け学習漫画だ。
すでに40年以上も昔の話になる。

なんだか、へんなペンギンみたいな知的生命体と、頭がよくてその生命体
に家来扱いされている帽子とがセットになって色々失敗や活動しながら
学習していくというシリーズだったと思う。
確か、しっかり者のお姉さんも出てくる。

最後はどんなことでもハッピーエンドだ。
当時は楽しみにしてシリーズの色々な本を読んでいた。

幼少期の記憶をだどれば、確かブルートレインに関する内容だったと思う。
ブルートレインに乗ってどこか確か東京から九州方面だったかどっかに
そのお姉さんと共に出かけるのだ。

一旦は離れてしまうのだけれど、親切な車掌さんに助けてもらいながら
最後に合流するという話だった。
どっかの駅で弁当か何かを買っていたらブルートレインに乗り遅れてしまう。
その後、新幹線で追いつくという、寝台車と新幹線どちらも出てくるお得な
内容であった。

そんな純真な子供の時でさえ、私にはその変な生き物が金を持っているとは
思えなかったので、新幹線特急券は?と思ったものだ。

昔の私は興味深く読んでいた覚えがある。
この上記の説明が完全にあっているかは分からない。
なにぶん40年も前の記憶なのだ。
到底、もう一度この学習漫画を読んでみたいとは思わないのだけれど。

で、寝台車に乗って旅をしてみたい。

今ではブルートレインは無いようだ。
寂しい限りであるが、実際、一度も使用したこともないくせに単純にちょっと
郷愁的な気持ちになるのは、身勝手な気もする。

旅客鉄道株式会社に対して、文句を言うなんてことはできない。
状況は変わってしまうものだ。

寝台車ではレストランに行ってみたい。
車窓を眺めながら食事をしてみるのだ。

今ではどこに行くでもそんなに時間がかからないと思うので、実現できるか
わからないのだけれど。

そういえば子供のころに兼高かおる世界の旅という番組を毎週見ていた。
日曜日の朝の番組だったと思う。
この人がいろいろな国に旅をするという番組だったが、毎週放送するわけで
大変だっただろうなと思う。

番組が何年も何十年も続いたようであるので、どんな苦労があっただろう。
まともに日本に帰れない人生を送っていたのではなかろうか。

この番組のすぐ後、昆虫の番組とが立て続けに放送していたと思う。
なべおさみが声を当てていたと記憶している。
この辺りの時間帯の番組が割合好きだった。
我ながら昭和らしい小学生だった。

私には兼高かおるの様な人生を歩むことはできない。
せいぜいが深夜特急に乗って旅をしてみたいと思うくらいのことだ。

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