【自叙伝を書く】都合の悪い事は触れない様にすると思いますが

白紙の本が開かれている やりたい事

誰が読むのかって話だが、それはいいのだ。 

バケットリストなのだからやりたい事を書くのだ。 

【自叙伝とは】人生を振り返り自分の生い立ち・経歴をありのまま書く 

いつか自分の生い立ちについて記載した本を書きたい。 

以前なら自分の事について書いて残しておくなんて御免こうむると思ったろう。 

不思議なもので、いつからか昔を振り返って自分の人生について何か残しておきたいと思うようになった。 

人間 考えは変わっていく。 

このブログのプロフィールにもある様に、生い立ちにも経歴にも別段変わった事はない、どこから見ても普通の会社員おっさんである。 

子供の頃は裕福でも、また別段貧しいという事もなかった。 

都心から外れた郊外の画一的な建売住宅地で育ち、当時でいえば平均の教育を受けて成長したのだ。 

そういえば偏差値も平均位だった気がする。 

そんな私が自叙伝を書きたいだなんて随分な野望を抱くものだと思う。 

【実例について】そういえば伯父が10年以上前に自叙伝を書いていた 

もうずいぶん経つが、私の伯父が自費出版にて自叙伝を書いていた。 

確か祖先についても何代か前までさかのぼって記載していた。 

当家はどこどこの地域で発生し、記録で遡れる先祖の民次郎(いや名前は適当だが)はどこどこで何やらを生業としていた、みたいな。 

その本が出版された当時は、大変申し訳ない事だが、いやいや随分な事をすると思ったものだ。 

しかし、今なら伯父の気持ちもわかる気がする。 

そういえば、伯父はもう20年も前に会社を作り、事業を作り、自叙伝を書いていた。 

そうすると私にとっては伯父が私の人生の師匠と言ったところなのかもしれない。 

なかなか素直に目標とか尊敬していますとかは言いにくい様な、味がある方であったが、人生を精一杯楽しんでいるクリエイティブな良い伯父であった。 

いや、今でも存命だ。 

いつか話でも聞かせて戴きに行く事にしようか。 

【内容について】 ところで書くべき内容などはあるのだろうか

伯父はといえば、人とは違った人生を歩んだのであろうから、色々書く事もありそうだが、私でいえば、別段変わった事もない。 

20代では転職を行っているが、その後、20年以上を現在の会社で過ごしている。 

多分、今のままなら自叙伝を書く70歳迄の年齢では、さしたる事もないまま人生を淡々と進行している事だろう。 

何もないというのは喜ばしい事でもあるかもしれないが、そんな一見退屈な人生について、興味を抱く方は少ないかもしれない。 

しかしいいのだ、この自叙伝はあくまで自己満足の為に作るのだから。 

伯父がやったように、自費出版である。 

今では、電子図書という選択肢もあるので、ますますお手軽な感じとなっているが、出来れば紙での出版に拘りたい。 

そして、それを別にいらない、更には迷惑かもしれないが子供または孫達に渡す。 

仕方ない、他に残すようなところは思いつかん。 

何だか、微妙な顔をされるのが今から目に浮かぶようである。 

まだ生まれてもいない孫たちの顔まで浮かんできた。 

妻に渡したところで、あんまり年齢に差がない訳だし興味を持ってくれないだろう。 

で、都合の悪い事、恥ずかしい事は伏せ、かっこいい、よい人生であったように書く。 

古来から日本書紀にしろ古事記にしろ、生き残った者が歴史を書き残してきた。 

そんなえらい方々でも歴史の改竄というのは行われていたのだ。わざわざ、恥になるような事を私が残す謂れはあるまい。 

内容はますます退屈なものと化すだろうが。 

【出版予算について】私の様な事を考える人というのは思いのほか多そう 

紙での出版について、現在ではWebで見積もりを取る事が出来る。 

幾つかのパターンにおいて見積もり金額を見てみた。 

まあ、私が考えている程度の内容(ページ数多い、モノクロ、50冊位、ハードカバー)であれば、100万を超えるという事もなさそうだ。 

探せば更に安い所もあるだろうが、50冊位であれば一冊当たり1~2万くらいか。 

とんでもない高額な本である。 

しかし、老後の事、この様な贅沢が許されるのだろうか、ちょっと不安になる。 

よくよく考える事にしよう。 

もしかしたら、紙の、という所はあきらめてしまうかもしれない。 

その時の理由としては、やっぱり時代が、というだろうが、実際のところは予算の関係。 

ところで私が今まで購入した中で最も高額だった本が、確か20代の学生の頃に買った金剛出版の社会心理学についての本。 

6千円位だったような気がする。消費税なしで。 

何を思ってそんな本購入したのか、今となっては理解できない。 

だって、工学部なのに。 

ただ、こんな難しそうな本読んでる(読もうとしている)俺、かっこええ… と思っていたような気もする。 

まあ、この様な考え方は今でも変わらないかもしれないが。 

【まとめ】 

結局、自叙伝を書こうというのは究極の自己満足、自己実現、自己顕示であろう。 

何だか浅ましい様な気がしないでもないが、そもそも出だしが自分が後悔しないようにする為のバケットリストなのだから、そうであるべきとも思う。 

どの様に思われるかを気にしていたらこんな項目入れられない。恥ずかしくて。 

コメント