20代の頃の私はやせ形でどれだけ食べても太らないと思っていた。
別に何かスポーツをしていたという事は全くないが、食事の際には
結構好きに食べていたと思う。
そればかりか家で深夜、映画鑑賞をする際には、ポテトチップスの袋
(今では大分小さくなってしまった気もするが)を味を変えて2袋
食べていた。
ちょっと今考えるとどうかしていたと思う。
30歳を超えてからというもの体重が段々増えて行った。
それでも60キロ台。
まあ、悪くないレベルではなかったろうか。
決して人からふと目に見られることはなかった。
それが、40代にもなってくると、一番多い時なら70キロを超えて
しまっていた。
記憶にある中で一番多いのは74キロ。
もうここまで来ると結構見た目に明らかな特徴が出てくる。
何より腹が出ている。
不思議なのだが、腕や足はそこまで大きな変化があるようには思え
ないのだが、お腹周りだけは非常に顕著な成長を見せる。
太鼓腹だ。
つまりこれはラクダにとってのこぶ。
人は腹に栄養を蓄えるという事なのだろうか。
とすれば、その時の私は結構な栄養量を蓄えていたことになる。
人間の進化の起源から言って、おそらく違う事であろうとは思うが。
で、一念発起した。
いや、そういったらちょっと自分を上げすぎか。
以前、酒を飲む量を減らす という項目を挙げた。
そうすると、なんだか自然に体重が減っていった。
ぐんぐん体重が減り面白いもんだから、これはダイエットに丁度よいと調子に乗って
他にもいくつか気をつけて、この際体重がどこまで減るか試してみたいと考えた。
であるから、きっかけは受動的だし、減酒のついでみたいなものだ。
それでも、本項目を決めたことによる効果は絶大だった。
これも既に以前バケットリストの項目に挙げた、朝食をナッツにする
も この事には大きな影響があったのだろう。
私は朝はご飯派で、それでも大した量ではなかったが、炭水化物を取る
機会を減らした事も良かったのだろう。
今では余裕で目標達成だ。
20代の頃の体重を下回ってしまった。
やはり酒のカロリーは侮れない。
飲んでいるときは水みたいな感覚だったのだが。
赤ワインを飲んでいる時なんて、ちょっとした健康法位に思っていた。
びっくりするぐらい体重が減少し、今では逆に痩せすぎて周りから心配
されてしまう。
太っている間はそれについて色々言われたが、今度は痩せていることに
より色々言われる。
人間ほどほどというのが良いのだろうが、これがなかなか難しい。
私の様な人間は中途半端に実施するというのが結構難しいのだ。
いや、実行は簡単だ。
但し、実行手順が中途半端である場合、継続しないことが多い。
例えばこの日は守らなくてよいとかだ。
その頻度が多いほどやめてしまう機会も増えるだろう。
明確な数値目標を定め、緩慢なくやると決めると続く事が多い。
この辺の継続のコツ的なものについて、下記にも記載している。
内容は日記についてでだが、まあ、ダイエットも日記も継続については似たような話であろう。
良かったら合わせて読んでみてもらいたい。
今の悩みは痩せすぎて寒い事だ。
これがなかなか切実で、冬期などは大変な目に合う。
指が冷たい、足が寒い。
体に脂肪がある事の大切さを思い知っている。
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