【親と一緒に酒を飲む】初めて機会を持ちました。心のつかえが一つとれた感じ

10体くらいの人形 親・介護

実際、私の親父は80を優に超えている。

早い機会を設けないとこの項目を達成するのが難しくなると思って焦っていた。

【通常 実家に帰る時】いつも地元の友人と遊びに行っていました

以前、書いたかもしれないが実家までは車で100キロメートル。

高速道路を使えばすぐである距離だが、なにぶん、貧乏性であるのでなんとなくもったいない気がして、一般道を使うことがもっぱらである。

ただ最近、この高速道路を使用するという事にそれほど抵抗がなくなってきた。

自分の時間もただではない事から、効率も計算に入れるようになってきたからである。

これに関しては、年を取る事でちょっと成長した項目である気もする。

ところで、実家に帰るパターンは家族で日帰りで帰る場合と、実家の友人と遊ぶ事を主目的に私だけが帰郷する2ケース。

私だけが帰るという帰郷の頻度については子供が大きくなるにつれ、コロナ前でも精精年に3回程度であったものが、今ではさらに減ってしまった。

昼位に帰っては、荷物だけを実家において、そのまま友人Tと遊びに行く。

その場合、夜は遅くに呑んで帰る為、親と顔を合わせるのは次の日の朝となる。

いや、こうなると到底、親孝行の為に帰っているとはいいがたい。

【正月とかに実家に帰る時】家族を連れて帰る時には運転があるから飲めません

また、正月には、私の兄弟夫婦達と実家に集まり、親父も含めて酒を酌み交わすのが常となって
いる。

他家は電車で集合しているが、遠くから車を走らせ家族で出席している当家。

帰りも運転が控えているので、酒を飲むという事が出来ない。

ちょっと疎外感を感じるイベントなのである。

まあ、別にそれはよいのだが、実は今まで親父と酒を飲むという事をした事がない。

一方で、私のバケットリストには息子と酒を飲むという項目を並べている。

このまま放置することは私の基準ではちょっと思いやりに欠けるという気がする。

なんだか少し親父に申し訳ない。

ここでは、親父がどう考えているかは埒外なのであるが。

自分の理想が叶う前に、更には手遅れになる前にこの項目をなんとかしたかった。

【実家に帰る機会】変に考えすぎていたら何年たっても帰れません…

で、去年秋ごろ、一時期コロナがだいぶ収まってきた時期があった。

全国的にも一日の罹患数が100人を切り、これはこのままなくなってくれるというのではと、普通の生活に戻れそうな雰囲気になりかけていた。

でも、また冬になれば増えるだろうな、なにぶん風邪と同じ系統な訳だしとも思っていた。

よって、この機を逃せばいつまたこの項目が満たせるかわからんという事で一度 帰郷することにした。

約2年ぶりのことだ。

その途中で私が飲む用の酒と親父用の酒、それと母親用のちょっとした物を買っていった。

久しぶりに直接見た両親は、見た目はだいぶん老けてしまった気もするが、思いのほか元気であり安心した。

その夜は、実家に帰った際に初めて友人と会うことなく、おふくろによる夕食、更には酒を酌み交わすという事ができた日であった。

【まとめ】

別に親孝行という訳でもない。

そもそも親父がそれを望んでいたかはわからないのだ。

ただ、楽しそうだったし、私も楽しかった。

また、長い間のわだかまりが一つ解決したという事で非常に良い機会となった。

少なくとも、将来私はこの件で後悔はしまい。

コメント