残してもらいたいなどと都合の良い事は考えていない。
後に困った事にならない様に確認しておきたいのだ。
【何歳位までを考慮すればよい】出来るだけ長生きをしてもらいたい訳で
よく長生きをしてもらいたいと調子のよい事を言っている。
そう言うからには、介護の事や病気になった時の事は知りませんよでは息子としてはちょっと申し訳ない様な気がする。
両親は現在80を余裕で超えてまだまだ健康。
父親は働いているし、母親はちょっとした場所なら自転車に乗っていく。
そうなってくるとまだまだ何ら心配する必要はない様な気もしてくるが、下記の記事でも述べている様に、今の男性の健康寿命は平均は72歳。
その平均から既に10歳以上も健康でいてくれた上、更に10年も何も考えないって、いくら何でも都合がよすぎるだろう。
だから、この先はいつ健康不安があっても問題が無い様に備えておきたいのだ。
その事は本人の為にもなるだろう。
私なら、自分に何があった時にはこうなるとか、金の心配もしないで良いという事があらかじめ分かっている方が、日々を送る際にも安心感が違う。
本項目の達成目標年を数年先としてしまっているが、本来ならこれも先送り。
本当であれば、今すぐにでも考慮するのが筋という物だろうが、今しばらくは入院や介護は勘弁してもらいたい。
健康でいてもらえる事を祈るような気持である。
【親の資産という物は】いったいどのような物が含まれるのだろう。
先日、銀行口座という事については下記の様な記事を書いている。
しかしこれは実際の資産という事とは関係なく、病気になった時や介護が必要になった時の必要な事項だと思っている。
実は口座には必要なだけの金が入っていない事も考えられる。
もっとも、年金が振り込まれる口座でないとならないとは思っているが、そもそも親がどれ位年金を受給されているかも知らないのだ。
その様な事の為、総合的に両親の資産がどれくらいあるのかを把握しておきたい。
資産という物はどの様な物が含まれるか。
通常思いつくのは、銀行にある現金であるが、その他に確認するべき事項はいくつもある。
下記に思いつくままを挙げるが、私の親がそんなものを持っているのかは分からない。
別に期待をしている訳でもないが、一応確認するべき事ではある。
親本人だって、うろ覚えかもしれない。
・生活における銀行口座
・年金が振り込まれる口座、および年金額
・定期預金
・医療保険
・終身保険
・株や債券等証券口座
・金、石油、小麦等コモディティの有無
・家の権利書
・ローンの返済例えば家の修繕費等の有無
・個人的な借金
・連帯保証人の有無
【親の判断能力について】親を信じるという事とはちょっと違うと思う
上記の様に、資産といっても多くの確認すべき事項があるが、中でも気を配るべきものとして、借金やローンという物がある。
上記には挙げているが、私の親が金塊や石油の権利書を持っているなどとは想像したこともない。
でも、想像したことがないからといって、確認する項目から除くのは違う。
恥ずかしくても真面目に確認するのが、誠実であるという事だろう。
でも、この様な時に考慮すべきは、資産でなく、借金の方だ。
個人的な借金にせよ、連帯保証人にせよ、それは相続されるものである。
何かあってから、借金の証文がいきなり発覚では目も当てられない。
少なくとも、親自身がそれを認識していたのか、していないのかを確認しておきたい。
もし、借金など無いとあらかじめ聞いておけば何ら問題はない。
その際には親を信じて胸を張って法廷闘争迄持ち込むことも厭わない。
でも、聞いていなければ、そこまでやる事に自信が持てないだろう。
また、連帯保証人のことだって重要な事だ。
これも相続人が相続する事になる。
借金の連帯保証だって相続しなければならない。
資産だけを相続するだなんて都合の良い事は言えないのだ。
親の健康に何ら問題がない場合には、それ程心配する必要はない。
親だって大人なのだ。
自分で負うべき責任はわきまえている事だろう。
でも、人間は段々老いるものだ。
私だってひどいもので、人の名前や漢字が思い出せない事が増えた気がする。
私よりもはるかに上の年齢だ。そりゃ、記憶違いもある事だろう。
早いうちにしっかり確認をしておく必要がある。
【まとめ】
親の為にも自分の為にも、避けたい事であってもやって置く必要があるのがこの項目だ。
別に何か資産がないかな、等と変な根性で思っている訳でなく。
借金がないという事や、困ったときにこちらが出来るだけのサポートをする為の原資とするのだ。
だから、出来るだけ長生きをしてもらいたい。
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