既にお金の知識についての教育はそれぞれ私の人生の目的10の内の2つとして記事にしている。
これはその実行に類する話で、私がやるべき事だ。
【財産の10分の1を積立】バビロンの大富豪の教え の影響を受けまして
「バビロン大富豪の教え」という漫画を読んだ。
で、本の内容の話であるが、この本で言われている事の一つを簡単に言えば、お金持ちになるには入金されたお金の10分の1を貯金しなさいよという事だ。
実はこれを初めて聞いた時には、何だそんな事かと思った。
もっとドラスティックにああしろこうしろ言われるのかと思った。
でも、言われてみれば簡単そうだが、それってあえて意識してやっているか。
そういえばもう15年以上前の話になるが、アメリカで働いていた時の事を思い出した。
その時に、現地のカナダ人の同僚がふと、俺はきちんと収入の10分の1を投資している、だから大丈夫とか言っていた。
その時には、10分の1を貯金したからといって何が大丈夫なんだ、と思っていたが、多分この事なのだろう。
多分、アメリカやカナダの教育では普通の事なのだ。
教わったのが学校でか親からかは知らないが、彼にとってこのバビロン大富豪の教えは、日本でいう福沢諭吉の、「天は人の上に人を作らず」みたいな立ち位置なのではないか。
海外では、割と転職は普通の事なので、多分に漏れず彼も転職していってしまったが、今でも彼が続けているならば、今頃は一財産になっている事だろう。
貯金ではなく、投資という事が条件ではあるが。
【株価について】アメリカ株価の過去100年のチャート
この10年、特にトランプが大統領になってからの期間、株価の上昇はすさまじかった。
しかし事実として、アメリカの株価を調べてみると、過去100年の上昇はすさまじい。
通常のグラフで表すのは不可能で、対数目盛でないと表せないような状況だ。
対数目盛とは、縦の数字が、同じ間隔で1→10→100→1000みたいに並んでいるものであり、通常のグラフが 1→2→3→4 の様なものである。
Google検索にて アメリカ 株価 チャート 100年 の検索結果で最初の方に出てきた資料を置く。
知らない方は驚かれるのではないか。
実際、今から5年位前なら、私はアメリカ株など興味がなかったので知らなかった。
これが何を意味するかというと、あなたや私が持っている貯蓄価値は不変ではありませんよ、という事だ。
確かに貯金は無駄遣いよりもはるかにいいだろう。
でも例えば日本で過去30年、物価が上昇しない間、海外では資産がどんどん増えていく。
そうすると、相対的に日本の資産価値は減っていくのだ。
これに対する私なりの対応は下記に書いている。
【YouTubeについて】教育系は役に立つし、バラエティーは面白い
ところで、この本のきっかけはYouTubeの番組、中田敦彦の「YouTube大学」、および両学長の「リベラルアーツ大学」だ。
私が好きな学習系のチャンネルにはもう一つ「本要約チャンネル」もあるが、どうもこちらでは紹介していないようだ。
マンガだからかもしれない。
私には、流行りものに乗るのは何だか負けたような気がするので、あえて目を背けるという傾向がある。
が、そんな私でも、これらの学習系の番組は素直に役に立ったと言える。
最近、テレビはほとんど見なくなったが、YouTubeは逆に頻繁に見るようになった。
それは学習系に限らず、ニュースからバラエティーに至るまで。
私の様なおっさん迄、YouTubeに移行しているのだから、よく言うテレビはオワコンだというのは否定しにくいだろう。
ちなみに、バラエティーで見るのは、江頭2時50分の「エガちゃんねる」
テレビを見ていた時には、なんだか最後にちょっと出てきて状況をかき回すってイメージしかなかったが、人格としてみてみれば、非常に好感が持てる。
マクドナルドのメニューを初めて食べた時の感想には無茶苦茶笑った。あんなのテレビでは絶対放送できない。
今では私も”あたおか”(この番組のファンの事)なのかもしれない。子供には言いたくない事ではあるが。
この間なんて、江頭がある学校で卒業スピーチをしていたが、ほろっと泣きそうになった。
そのスピーチの切り抜きは再生回数1000万回を超えていたので、見た方も多いだろう。
江頭で泣かされそうになったのは本当にびっくりする。
ちょっと下品な時もあるけど、ネットは正に文句があるなら見なければ良い。
テレビとは違って何百万というコンテンツの中から自分で選んでみているのだ。
それが、テレビとネットの違いだと思う。
凄い時代になったものだ。
【まとめ】
自分がどう思おうと時代の方は勝手にどんどん変わっていく。
資産価値しかり、YouTubeしかり。
親の責任として、この目まぐるしい時代を生きていける力を持たせてやりたい。
その責任の一つが、子供たちに口座を開設する事なのである。
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