保険にも色々ある。
自動車保険、火災保険、医療保険、養老保険、こども保険、傷害保険、自転車保険等々。
【保険加入の一般的事項】よく考えれば相当高いのだから軽々にせずに
最初に言っているように、保険は無駄ではないとは思っているが人生の出費という意味においてはなかなか比率が高い。
例えば家や車の様な高額商品については相当に比較・検討・吟味してから決定するものだろう。
同様に、保険についても、一回づつの支払いはさほど大きくもないが、その総額においては結構な金額となる。
よって、家、車同様によくよく考慮してから決断するべきであろうが、その一回づつの金額はお手軽な事も多いから割合気軽な気持ちで入ってしまう事が多い。
食堂にいる保険の勧誘の方の話に乗ってしまうのはその為であろう。
もし会社の食堂で、家や自動車を進められてその気になるか。
まあ難しいのではあるまいか。
その点、食堂で保険の勧誘員と顔見知りになり、あまつさえ、何やら貰ったりイベントに参加したりする。
そりゃ、入ってあげたくもなるだろう。
無論、私もそうだ。
しかし、その様な費用も含んでの保険料なのである。
割高な保険料にはその勧誘員が毎日食堂にいる際の人件費とか、無料イベントの開催費用とかも含まれる訳である。
この場合、心を鬼にしてお断わりして、しっかり他社条件とも比較するというのが正解だろう。
人だからなかなか難しいのはよくわかるが。
【保険の比較検討について】20代の頃、保険加入時にはあまり考えてなかった
一方、偉そうな事を言っているが、私の場合の実際はどうであったか。
20代においては保険は当然入るものと考え、食堂の保険の勧誘員の女性に言われるがまま高い物に加入した。
その時の論理は、だって大人だしだ。非常にシンプル。
何だか、毎日顔を合わすもんだから、他社の保険に入ろうものなら申し訳ない気もしてくるというものだ。
今の私は知恵がついて、その様などこか居心地悪い気分になる事よりも金銭的な優越を気にするだろうが、やはり居心地の悪さは感じる事であろう。
若い頃に、この雰囲気に耐えるのは難しいのではないか。
割と同期のみんなが加入するもんだから、なんだか自分だけ阻害された様な気になる事だろう。
正に同調圧力の典型例である。
今でこそ、それは幻想だとわかるけど、当事者の若い時分においては大問題。
ちょっと位、高い保険金額でこの微妙な気分が回避できるならそちらを選ぶのもアリと思ってしまうかもしれない。
その後、海外に放浪の旅に出る際に、この保険は解約したが、そうでなければ相当長い間、この無駄に高い死亡時保障を含んだ保険に入り続ける事になっていた。
結婚前だし、一体だれが受取人だったのかすら忘れてしまったが、毎月1万円以上を支払っていたのを覚えている。
よく考えればとんでもない事だが。
海外の放浪時代は対外的には学習の旅、私にとっては修行の旅、結局のところよくわからないモラトリアムという事になるが、この保険契約の見直しは大きな良い事としてあげられる位だ。
【高い買い物の例】なんだか思い出すに私は結構検討時間が短いかも
また、今の家は中古であり、出物であったという事で、幽霊が出なそう(事故物件ではない)という事だけ確認して買った。
他の家はほとんど見に行っていない。
車はどうか。
車もそんなに興味がないものだから、値段の割には決め打ちで買ってしまった。
そう考えると比較しようとしていた大きなもの2件について割とあっさり購入を決めている。
そういえば、結構昔、投資信託を購入した際にもあまり考えずに決めたかもしれない。
いや、投資信託(インデックス投資)はよい事なので、下記記事にもある位、行う事は想定しているのだが、その内容をよく吟味しないと、単に証券会社を喜ばせる事になる。
どうやら、私が思っていたより私は遠望深慮の持ち主ではない様でちょっとがっかりした。
今まで大きな問題はなかったというのは幸いな事である。
【まとめ】
要は保険の無駄を見直そう、それもあと数年のうちにという事だ。
その際に昔を思い出して、それらのエピソードから、私はそれほど深く考える質ではないという事を思い出してしまった。
微妙な気分である。
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