私の家は中古である。
よって、それなりに年数が経過している。
【屋根の材質について】スレートってそんな意味だったのか
屋根と壁の塗り直しは購入後一度は行っている。
ちょっと遅きに失した感があって屋根はもう少し早くやった方がよかった。
瓦ではなく、スレート屋根だ。
スレートとは本来、粘板岩を言うのだそうだ。
それを模した化粧スレートと呼ばれる人口素材があって、これは人口スレート 、セメントボードとも言う様だ。
到底、天然の板を使用する様な立派な家ではない為、まあ私の家の屋根に乗っているのはこちらのセメントボードで間違いはないだろう。
中古で自分で建てたわけではないからわからない。
なんでも天然は高い。
寿司屋に行っても天然物は手が出ない。
私などは回っている養殖物の方が気楽に手が延ばせてかえって心地が良いものである。
スレートの天然物は歴史的建造物に使用されることもあるようだが、私の家に載っているものはなんだか高々20年ばかりで端の方がボロボロになってしまったような部分もある事から、まあ天然という事もあるまい。
実際、歴史的建造物がこれ位の期間に影響を受けるようであれば今頃ほぼ廃墟と
化している事であろう。
で、そんなスレート屋根であったが、上からペンキを塗ってその上から更にコーティング剤を吹き付ける。
そうする事で、家は長く持つそうだ。
【壁について】ちょっと家がきれいになった気分で悪くない
壁はまあ、屋根と一緒に行う事になる。
屋根とは違って、壁は見た目が大きく変わる。
屋根は多少、古くなろうが、ボロボロになろうが、人からは対して気が付かれはしない。
でも、壁は違う。
ぼんやりくすんでいれば、ちょっと寂しい気持ちにもなるだろうが、今回、壁の塗り直しをしたことで、まるで新築かと見紛う位になった。
私の様な貧乏性からは屋根よりもお得感があってちょっとうれしかった。
実際、雨漏りさえしなければ良いのではと思わないでもなかったが、まあ、結果的にはよかったと思う。
本来は壁はまだ持つのかもしれないが、壁と屋根とをセットで行わないと、この工事には足場組み立てを必要とする事から却って費用が掛かってしまう。
これはそれなりにお金がかかる。
【家の所有と賃貸との比較について】どちらが得かは感情の問題かと
時々、家の所有と賃貸で一生にかかるお金を比較してどちらが得であるかというような比較がされることがあるが、この何年かに一度の補修についても計算しないとフェアではないだろう。
私は地方在住の持ち家だが、それなりに固定資産税の額も嵩むのでどちらが良いというのはなかなか難しいのかもしれない。
こればかりは計算ばかりでなく、感情も考慮に入れることになるのではないだろうか。
で、掲題の屋根と壁についてであるが、大体15年位に一度補修する事を想定している。
家のメーカーからは怒られてしまいそうな期間であるが、これ以上頻繁に行うのは御免こうむりたい。
多少の不具合は覚悟の上なのだ。
その結果、家に雨漏りがあったり不都合があったりしても目をつぶろうと思っている。
まあ、100年も持つ必要はない。
元々が中古なので、自分と妻が生存している限り持ってくれればよい。
さすがに子供の住居まで心配してやることはできない。
その頃には勝手にどこかを探して住んでいる事だろう。
【まとめ】
前回やったのが、もう5年位経過しているので、あと10年という事でこの項目である。
これはやりたい事というよりは、やらなければならない事だ。
出費がひどいのであんまりやりたくはないが、まあ逃げるわけにはいくまい。
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