【クレジット・キャッシュカードの整理】これが多いと資産も多いという事なら良いですが

複数枚のカードを持った人の手 やらなければならない事

それなりに社会で長い期間、生活していると、銀行の口座やらクレジットカードやらが溜まってくる。

この口座やクレジットカードが増える都度、一緒に財産も増えてくれればよいが、その実、そんな事はなく、ただ無駄に少額の金が残った口座が残るのだ。

【昔作った銀行口座の処分問題】果たして今でも有効なのだろうか

中には数十年間口座の残額を見ていないなんて言う信用金庫のものまであり、これらはどうすればよいのだろうと途方に暮れている。

もしかしたら想定していない一財産がここに入っていたりしないだろうか、などと夢想する事はあるが、まあ、その様な事はまずあるまい。

そもそも20代の頃、会社を退職し、長い旅に出る際、私の資産は一度尽きている。

その様な金があるなら、真っ先に飛びついていたことだろう。

まあ、先ほど気づいていない一財産が見つからないかなどとふざけたことを言ってしまったが、実はどの口座もなぜ作成されたかは分かっているのだ。

学生の頃に何らかの手続きの都合上で作成したとか、昔バイトするときの振り込みの口座に使用していたとか。

どれも残っているのは数百円、多くて数千円という物だろう。

でも、これらだって集めればそれなりになるかもしれない。

なにより、なんだか精神衛生上、きちんとしておきたいのだ。

【昔のクレジットカード】間違っても年会費など払ってなければよいが…

銀行口座を基にしているキャッシュカードに比較し、クレジットカードは大分簡単だ。

数が多い理由はシンプル。

単純に、ポイントが欲しかったのだ。

今では、その様なポイントに誘い込まれるような事はないが、20代や30代当時であれば、5000ポイントも貰えるとなればカード位作成するだろう。

でも、結局これって少額の年会費が必要だったり、そうでなくても一部の人がたくさんローンを組んでくれる事を期待してのポイントだろうから企業は痛まない。

この様に少数では何でこんなに良くしてくれるのだろう?と思うようなサービスがあっても、大きな範疇で見れば企業側に利益が出る様な事を大数の法則という。

ファイナンシャルプランナー3級の学習時、2章のリスクマネジメントの欄で見た。

保険に関する事であるがこの辺の考え方は同様だろう。

この様な話が出るあたり上記の学習もちょっとだけ役に立っている気がする。

苦労の割にささやかすぎる話ではあるが。

当時は、そんな事は全く考えもしなかった。

で、その様に積みあがったクレジットカード

下手すれば今でも年会費500円位払っている物もあるのかもしれない。

万が一、その様な事があれば、今では当時儲けたとほくそ笑んだそのポイントをはるかに超えて無駄な事をしていることになる。

いや、ないとは思っているのだが、この様な心配自体が心地が悪い。

時間が出来たら、これらをきちんとしておきたい。

もう、二度と使わない銀行口座、クレジットカードは処分しておきたいのだ。

私だってもう十分、大人なのだし。

【大人の定義】大人であるという事は色々な考え方があると思う

ところで、ここで大人という事の定義について、述べておきたい。

私が思う大人の定義には下記の様に3つある。

・法律的な大人

・身体的な大人

・精神的な大人

【法律的な大人】3番目に大事だと思う

一つ目は、法律的に大人であるという事。

俗にいう、20歳である。

最近は法律では18歳が大人という定義になったようだ。

一方、酒やたばこは従来通り20歳となる。

随分、中途半端な事をするものだ。

成人式の時の同窓会で酒が飲めないのでは、随分盛り上がりに欠けてしまうだろうになどと余計な事を考えた。

そうすると成人式は高校の時にやるのかと思えば、どうもそうでもないらしい。

自治体では、従来通り20歳の際にやる所が多いようだ。

成人という事をどの様に解釈すればよいのかという事で、迷いがある。

よって、私の中では3つの中でこれが一番ランクが低い。

ただ何歳になったからというのは受動的な物だ。

大人というには無理があって気の毒なのではなかろうか。

【身体的な大人】2番目に大事だと思う

二つ目は、身体的な大人である。

最近というか、人って割と早く成長してびっくりする。

私の息子も中学生だが、身体的には既に私の身長に追いつきそうだ。

小学生の頃は私が片手、彼が両手でも腕相撲で負ける事はなかったが、今ではお互いがフェアな条件であれば勝てるかどうか怪しいものである。

私は子供に負ける事を本気で喜べるほど、未だ精神的に成熟している訳ではないので勝負しないようにしている。

彼の中では父親にはまだ勝てないと思っているようである。

これも心理学的にいう、学習的無力感の一種かもしれず、本来喜ばしいものではないのだが、父の威厳を保持する為、それも利用させてもらっている。

そのうち、彼は気が付く事だろう。

あれ、父親というのは存外大したことがないなと。

出来るだけその時が遅くなるよう威厳のある父親を演じているのである。

ひげでもはやした方がよいだろうか。

【精神的な大人】1番大事だと思う

三つ目は、精神的な大人である。

世の多くの人がそう考えるのではと思うのだが、私はこれが最も重要であると思っている。

精神的な大人には一生成れない人もいる

例えば、社会的ルールを守らず、自分を中心に考えてしまう者、大声で他者を威嚇する様な者、人の気持ちが分からないで、むやみに他者を傷つけてしまう者

こういった輩はちょっと大人と言ってよいものかと思う。

寧ろ、人によっては成人前の青年にその様な大人としての素養を感じる事がある。

偉そうに言っているが、私も微妙なものだと思っている。

ただ、万が一、身体的に大人であることが子供に負けてしまう事があるとしても、精神的な大人の定義である年長者でありたいと思っている。

【まとめ】

さて、クレジットカード、キャッシュカードの整理といった話が、随分遠い所にきてしまった。

こういう所が、大人になり切れない所以かもしれない。

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