【青春18きっぷで日本一周する】5日間JR普通列車乗り放題

電車が紅葉の山を走る やりたい事

以前、乗り物での移動が好きとの話を記事に書いた。 

この項目はいわばその究極の形である。 

【電車での日本一周】やりたい事の中でかなり上位にあります。 

なにせ日本一周である。 

おまけに乗り放題。 

移動が好きと言っている者にとってこれ以上の事は最早あるまい。 

これ以上というならば長距離トラックの運転手を職業にするしかないのではないか。 

しかし私は別段運転が好きという訳ではない。 

ゆったりと揺られていく中で、なにか菓子パンでもかじりながらボーっと移動するのが好きなのだ。 

そう考えると、やはりこの乗り放題、日本一周というのはいつかやってみたい項目の中でもかなり上位に位置するものである。 

電車は日本全国津々浦々、縦横無尽にめぐっている。 

出来るだけ遠くに行ってから駅近くの旅館に泊まっておいしい物を食べるのだ。 

出来れば前もって泊まる場所も決めておきたいところだが、なに大丈夫。 

なにせ一日中電車や駅の中なのだ。 

こればかりは別段宿泊先を決めておかなくったって、いくらでも選ぶところはあるだろう。 

移動中に探せばよい。 

今はインターネットという便利なものがある。 

私の20代の頃の旅とは訳が違うのだ。 

【せいしゅん18きっぷとは】 なんて夢があってお得な切符なのだろう

このチケットについてであるが、JRグループが毎年、売り出している期間限定のチケットである。 

初めて発売されたのは昭和57年というからもう40年位の歴史がある。 

だいたい1万数千円位、2022年次では1万2050円。 

これだけ払えば、全国のJRの普通列車の路線、どこでも乗り放題となる。 

それも5日間。 

新幹線や特急には使用できないが、急ぐ旅でもない場合には、何の問題もなさそうである。 

無論、いつでもよいという訳ではなく、利用期間はGWや正月等は避けられている。 

でも、夏休み期間中は対象みたいだ。 

年に4か月位の期間が3回に分けて設定されており、この期間内であれば、別に連続でなくともよい。 

私の場合には、移動が目的なものだから、当然連続でという事になりそうであるが。 

チケットは一枚だが複数人でシェアして使える大変お得なチケットだ。 

難点は一点、その名前だ。 

せいしゅん18きっぷというネーミングは、私の様な青春など既にどこかに置き忘れてその片鱗さえ覚えてはいないというおっさんが購入するのに多少の罪悪感を覚える。 

ちょっと、若者ばかりのおしゃれなバーに足を踏み入れるみたいな場違いな感覚。 

なに大丈夫、このチケット、年齢制限などはない。 

首からぶら下げておく訳でもないのだから、何の恥ずかしい事があろうか。 

何の問題もなく、JRの緑の窓口でも、旅行会社でも好きな所で購入が可能である。 

発売期間は限られているから、興味がある方は、「青春18きっぷ」とその使用する年(2022とか)を入れて、Google検索で調べてみて欲しい。 

その購入期間と使用期間が詳しく乗っているページがいくらでも出てくるだろう。 

【実施条件について】年齢やその実施時の状況も重要でして 

ところで、このチケットの存在を知ったのは相当な昔であり、あこがれもあったが、実は一度も購入した事はない。 

家族持ち、仕事に追われる管理職のおっさんにとって、5日間も旅に出るなどという贅沢は許されない。 

実行したならば、家族や周りから何となく非難の目、もしくは厭世者としての心配の目を向けられそうだ。 

考えすぎだろうとは思うが、これだって何の憂いもなく出かけたいという実施条件の一つなのである。 

また、実行するなら季節は春か秋、出来れば暑いのも寒いのも避けたいのだ。 

特に冬は必ず避ける必要がある。 

でないと私の事だ、きっと、日本一周などする前に帰宅する事を決断してしまうだろう。 

別にもっと早く実施すればよいではないかと思う方もいるだろう。 

でも、例えば会社の休みを取って旅に出る場合、どうしてもフッと仕事の事を思い出す。 

または帰ってからの事を想像してしまう。 

この旅が終わったら、あれやらなきゃ、これやらなきゃ、こんな資料をつくらなきゃと。 

それでは100%楽しむなど出来ない。精々が70~80%位なものではないだろうか。 

一生で何度も実行する事ではないのだ。 

やはり、仕事の心配、金銭的憂いのない時、子育てが終わっている時、等々条件をクリアした上で、気分的なコンディションが最高の状態で実施したい。 

また、時間的、体力的な制約も付くだろう。 

この旅は優雅なものではない。私の体は、普通列車に乗った長距離移動に耐えられるのだろうか。 

そう考えればある程度、体の余力を持ったうちでの実行が望まれる。 

これら全ての条件を満たせすタイミングが70歳前位であると踏んでいるのだ。 

【まとめ】 

そもそも、この青春18きっぷは、この先10年も20年も先まで制度として残っているのだろうか。 

なんだか、自分で色々と制約を付けた上で、さて実行という段になって制度自体が亡くなっていたら間が抜けている。 

その時には私には過ぎた願い、縁がなかったとして諦めるしか無かろう。 

代わりに大人しくJTBのツアーにでも申し込むことにでもしようか。 

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