【カプセルホテルに宿泊する】あの隔絶された空間に憧れが

カプセルホテル 行きたい場所

別に急ぐわけでもないのでいつでもよいと思っているが、カプセルホテルに宿泊したい。 

この気持ちはきっと、漫画喫茶に宿泊するとか寝台車に乗るとかと似ているものではないだろうか。

【カプセルホテルについて】一度だけ使用。格安の刺身を食べた覚えが 

カプセルホテルは20年以上前位に一度、使用したことがある。 

東京の方で久しぶりな友人と酒を飲む予定があった時、一人でカプセルホテルに泊まってみようと決めていた。 

私はそもそもが数十年という長い間コンタクトレンズを使用していたため、宿泊に関する急な日程変更には耐えられない習慣性だ。 

あらかじめの準備は必須。 

この点、目が良い方は羨ましい。 

しかし、今となってはコンタクトレンズの使用をやめてしまったため、いつでも寝れるという物である。 

ともかく、カプセルホテルの話だ。 

その20年前のカプセルホテルについては、あらかじめ予約を入れて、友人と別れてからそこに行った。 

で、そこで共同風呂を使い、刺身を食べ、ビールを飲んだ。 

当然既に友人とたらふく食って飲んだ後あったから、別にそこまで飲みたいとも思っていなかったことと思うが、当時はそれがマナーという物だと思っていた。 

刺身もビールも退館時での請求で値段そのものは覚えていないが、大変格安だったのは記憶にある。 

何かの間違いではと思ったものだ。 

思うに、有料とはいえ宿泊費に含まれており、利益等は載せていなかったのではないか。 

カプセルホテルに行ったら部屋着に着替えて大部屋で一人ビールを飲む。 

何だか、素敵ではないか。 

その様な勝手な思い込みを堪能した後、ハチの巣の様なボックスのある部屋に行く。 

【カプセルの中の話】あの隔絶されたボックスの中はなんだか安心する 

ハチの巣といっても2階建てだが、2階に行くにはちょっとした梯子を上っていかなくてはならない。 

2階とはいっても一人当たりの高さ空間が1mあるかないかのものであり、ベッドよりも小さい位の空間である。 

2段ベットの下の部分といえばわかりやすいだろうか。 

足元の上方には寝っ転がって見る事が出来るようにテレビがついている。 

この様な近くにあっても、当然リモコンである。 

なにせ、寝転びながら見れなくてはならないのだから当然だ。 

究極的に怠惰であり、非常に良い。 

この辺りの事は最初に述べた、漫画喫茶のブースとか、寝台車の狭い空間とかにつながっているのであろう。 

なんだか、無駄な空間がなく、好きなものに囲まれている状態。 

その様な物にあこがれるのかもしれない。 

もっとも、好きなものに囲まれるという事については、漫画喫茶はともかく、カプセルホテルや寝台車がそれにあたるのかはよくわからんが。 

寝台車は移動する状況そのものという事だろうか。 

カプセルホテルは、酒か?よくわからんが。 

そうすると、酒をあまり飲まなくなった今となっては魅力半減で、実行したところで満足しないのだろうか。 

そればかりはやってみないと分からない事だろう。 

ともかく当時、まだ20代であった私にはカプセルホテルという物がどの様なものであるか興味があったわけであるが、色々と感心させられたものだ。 

【カプセルホテルの進化について】今は一人当たりの空間が広がってより快適になっているようだ 

現在のカプセルホテルについて、ちょっとだけ調べた事がある。 

私が宿泊するならどこだろうとか、どのようなきっかけで使用できそうかとか、いくらくらいなものだろうとか。 

まあ、ピンからキリまで色々だ。 

高いところはあまりビジネスホテルと代わり映えしない値段を取るようなところもあるが、実際これはカプセルホテルというのだろうかという状態になっている。 

私が思うのは2段ベットだが、高い部屋ではほとんどシステムワンルームだ。 

おしゃれだし、なんだかLEDランプとかが使用されていて近代的。 

当然、自分のスペースも広く立ちあがったり、服をかけたり、何なら座る所までついている。 

これはちょっと私が思うカプセルホテルとは違う。 

まあ、カプセルの定義が隔絶されたとか、窓がないとか、そういう事ならそうなのだろうが。 

共用スペースもなんだかこぎれいで、何というか、化粧室といった感じだ。 

女性や海外の方を意識しているのではないか。 

私が勝手に夢想するものは、古来からのハチの巣状の物である。 

まあ、その様な空間もなくもない。それに限れば3000円位なものだろうか。 

探せばもっと安いところもありそうだが、あんまり安すぎるのも腰が引ける。 

【まとめ】 

いつになるかもわからんし、どこに行くかも決めていない。 

20年前、一人で安い刺身とビールを飲んだあの空間。 

あれを再度味わいたいのだ。 

どうかおっさんの為に、旧来型のカプセルホテルも残してほしい。 

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