以前、自分が20代の時に会社を辞め1年ほど海外に旅に出たことを書いた。
その時には子供が私と同じ事をしようとしたら泣いて反対するのではと書いたのだが、ちゃんとした留学をしたいというのなら全力で応援する。
しかし、海外に行くならそれなりの学習目標を持って挑んで欲しい。
【海外学習のモチベーション】結局ハングリー精神があるやつが勝つと思う
語学の学習は重要だが、それ自体を目標としている様では、応援する気にはなれない。
これからの時代を考慮すると、海外の学習機関に行った方がその後の人生で遥かに有利になるのではと考えている。
その為に行かせたいのであって、語学習得の為ではない。
海外の人たちと共に学んでほしいのだ。
では、なんで息子かというと、なんだか息子は根性があるので海外でもやっていける気がするからだ。
例えば、幼稚園の時に腹筋を600回位やった事があるとか、12キロも離れた義親のところまで歩いて行ったとか、いくつもそれに足るエピソードがある。
学習意欲も非常に高く、なんだか鬼気迫るものがある。
娘は可愛いくて大切だがこのハングリー精神が息子よりは少ない。
海外でやっていくのに必要なのはこのハングリー精神でないかと思う。
大変失礼であるが、私が海外で見た多くの日本人にはあまりハングリー精神が高いと言える人はいなかった。
私がその様なコミュニティーであったとも言え、私も人から見たらそうだったのかもしれない。
でも、海外の人々、この場合には私が滞在した国に日本以外の国から来た人達は、なんだか目標があった気がする。
特に東南アジアから来た人々は何かを犠牲にしているのだから何かを得たいという鬼気迫ったものを感じた。
【留学にかかる費用】生々しい話だが実際にはいくら必要か
海外に出すには親も相当の覚悟が必要だ。
物見遊山で行かれてはたまらない。
だから、これを実現させるには多くの超えるべきハードルがある。
妻の理解や、子供のやる気、学力、更には財力である。
理想だけではどうにもならない。
子供を1年 留学させるのに アメリカ、イギリスで学費含め一声500万必要らしい。
カナダならそこからマイナス100万位。
出来れば2年間は行かせたい。出来るならもっと。
少なくとも1000万、とんでもない大金だ。気を失ってしまいそう。
でも、これを覚悟の上で留学に出してやりたいのだ。
【その後の清算について】兄弟間での公平感にも気を配るべき
但し、遺産相続の際にはこの分の取り分はきっちり計算しておく。
遺言書を書く というのもバケットリストに入れるつもりなのだが、ここで息子にかかる留学費用はマイナスにするつもりだ。
そうしないと娘との釣り合いが取れないだろう。
本人達にもその事は話をする。
海外の留学に金を出すとなれば、結構な額な訳で、娘としてはなんだか兄だけが贔屓されているような気になるかもしれない。
生きていくには公平性が必要だと思う。なかなかそうはならない事は非常に多いことではあるのだが。
どこか釈然としない物を持って生きていくのはお互いに辛いだろうか。
でも、この件を実行するという事になれば、息子だって相当な苦労がある事だろう。
子供を海外の学習機関で勉強させるというのは私の夢でもあるのだ。
遺産の前渡し云々という話とは全く性格が違う話。
そもそも資産など無い、下手すれば借金だ。本当に親は大変である。
それでも娘が本気で海外機関で学習をしたいから協力してと言われれば、出来るだけの事はすると思う。
ただ何か大きい買い物するから金出してと言われれば、何と言われようが断るだろう。
【まとめ】
将来受け取るであろう資産と、教育にかける費用では、総合的効果が高いのは今の教育の方だと思うので、この様な事になるわけだ。
言ってみれば複利の投資である。
子供自身に帰ってくる複利での投資である訳で、とても良い話とは思うが、実現には色々な条件が付く。
これは私の考えや努力だけでは実現する事が出来ない、中でも難しい項目になる。
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