仕事と事業についてってわりと考えやすい。
いい考えが浮かぶとかそういう意味ではないのだが、まあ私くらいのおっさんともなると、この様な事は仕事の延長って感じになる。
でも、本当に具体的に自分が飛び込んでいく、実行していくのと頭の中で考えている事では全く違うのだろう。
【仕事場での敬語問題】私は誰に対してもさん付け、敬語である
プロフィールにもあるように、自動車業界の管理職、50歳位のおっさんである。
ただ、昔の管理職のイメージで言ってはならない。
サザエさんの時代の管理職ならなんだか偉そうな新聞読んだり怒ったりするのが仕事のイメージ。
窓際で新聞を読んでたりするのも仕事の内と言われそうだ。
ただ、私の場合にはいつの頃からか言われ始めたプレイングマネージャー。
要は管理職にするけど、今までの様にも働いてねって会社が言っている感じ。
昔の管理職のイメージで仕事をしていたら、今ならすぐに白い目で見られてしまいそう。
私の場合、周りの方々に対しては相手に関わらず基本的に敬語を使用する様、心がけている。
自分で言うのもなんだが、結構腰が低いと思っている。
いやいや、そりゃ、もうアラフィフだし偉ぶる事も可能かもだが、くだらない事だ。
時におだてられる事もあるが、そんな事に乗ってしまうのは、まさに砂上の楼閣という言葉を連想してしまう。
または裸の王様か。
あと、私が基本誰に対しても敬語、また、相手誰彼構わず、さん付けで呼ぶようになったのはもう一つ理由がある。
なんだか自分より年齢、または年次が低ければ、君付け更にフランクな態度を取る場合がある人がいるし、私も昔は実際そんな感じだったかもしれないが、ある日を境にこれが苦痛になった。
年齢が1つでも上なら敬語、同じ又は下なら敬語ではないっていうルールだと相手が何歳だか知らなければならない。
それが結構手間で、いっそ周り全員にさん付け、敬語という運びになった。
私が比較的、周辺に丁寧な物言いなのは面倒くさがり…、いや効率化から来ているのだ。
【現在の仕事について】今までの25年そして、もうしばらくの10年
今まで何かと、会社内で特攻隊長みたいな仕事をさせて頂き、当企業においては、我ながら妙な経験をしてきている。
自動車業界って他の製造業に比較して圧倒的に関係会社とかステークフォルダーが多い為、人にもよるかもしれないけど色々な経験が出来ると思う。
中国、韓国、アメリカ、欧州、他にも色々な所にエンジニアとして仕事で訪問してきた。
自分の金なら、まずそれらのどこにも行く事も気概もなかっただろう。
また、色々な国の人とお会いした。
観光旅行で行くのと仕事で行くのとでは、それぞれの国の関わりの深さも変わってくる事と思う。
例えばロシアには行った事はないが、ドイツではロシアのお客様と協力して監査を実施した。
インドのお客様とも日本で何度もお会いして、滞在中は何日も一緒に仕事をし、スーパーマーケットに連れていったりもした。
何だか、ちょっとしたグローバリゼーションだ。よくわからんが。
そして、色々やっていると、会社内で占めたい位置や、やりたい事も出てくる。
まあ、実際どの様な景色になるか分からないけど、興味があるので下記の様な項目を挙げている。
でも、内容を見ると何だこりゃって感じの記載だけど。
【これからの仕事について】今仕事の次の15年について
今やっている仕事が問題なく継続できるようであれば、60歳で退職して別の仕事に挑戦したいと思っている。
大体60歳から75歳を私の仕事の第二期として想定している。
今は完全に宮仕えの仕事であり、全く時間は自由になるようなものではないが、その時にはもう少し融通が利くようなビジネス形態に従事したい。
下の記事では60歳で引退するみたいなイメージだが、実はちょっと違う。引退ではなく、むしろ、そこから始めたいと思っているのだ。
但し、自動車業界は変革期。私は仕事を始めてから一貫して自動車業界だが、この様な事は初めてである。
実は60迄今のままでいられるのかは疑問に思っている。
多分、今後、必要な職種は急速に変わっていくだろう。
その際に、自分の居場所があれば今の企業で60歳まで働くが、そうでなければ私のこの計画は前倒しになると思う。
それでも対応が可能な様に準備をしていかなければならない。
10年後だなんて言ってられないのだ。
その為、いままでの自分の仕事の棚卸と自分は何ができるのかという事をきちんと整理しておく必要がある。
間違っても管理職が出来ますだなんて、みっともない事は言ってられない。
【何をするかが重要だ】調査の上、事を起こす前に計画を立てておくことにしよう
その上で、世間ではこれから何が求められるかをきちんと調査する。
資格の内容自体が役に立つかは分からないが、やっぱり、権威性は必要なのだ。
コンサル的な事業を想定しているが、その際、起業をするにあたり、資格があった方が良いだろう。
信用が違ってくる。
そうして、当然な事ながら何をするかを考えなければならない。
事業を行うとか、会社を設立するという事だけ決めていながら、何を行うかという事が決められていなければちょっと間が抜けているだろう。
肝となる部分であり、働き方とかにもこれに何を選ぶかで大きく違ってくる。
時間に融通が利かないのは嫌だ。
なにせ、私は今の仕事の第一期(22~60歳)においてできなかった事で、これからやりたいと思う事がたくさんある。
自分で選ぶならこの辺りを重視して計画を立てておきたい。
年を取る事に有利な事があるとするならば、緻密な計画と気の長さだろう。
若いうちは行動力とか根性が非常に大切だろうが、多分今から10年後ともなるとその様なものに頼るのは危険であると想定できる。
体力が到底かなわない。経験を生かして姑息に楽して…をモットーとして行かなくては。
【一生の仕事について】期限を持たずに働く。もはや趣味とする
我々の世代で想定される健康寿命、別の記事でも何度も言及しているため、細かい事は書かないが2016年時点の男性で72歳。
これは約6年に1歳コンスタントに延びており、傾向としては継続される。
そうすると、30年後には77歳が平均健康寿命という事になる。
その時、私は80歳。
まあ、これはあくまで平均の事であり、私の親は現時点でも80をはるかに超えて働いている。
遺伝がある程度関係するのであれば、私もその頃はまだまだ働いている事だろう。
親が80を超えて働いているのだ。私などは90を超えて働かないと申し訳がない。
この辺り、75歳を超えたころからは私の人生における仕事の第三期と言える。
ここまでくると、今の私の父の様に、一体いつまで働く気だと周りから驚かれるようになるのだ。
でも当然、バリバリ働くだなんて言っていない。そんなのはお断りだ。
働きたいときに働き、しばらく事業を休みたくなったら少しの調整で休むことが出来る。
その様な事業が理想、いわば趣味である。
ともかく、体が動き、頭が働いている間には働いておきたい。
お客様に、文句があるなら帰れって言えるくらいの立場で働くのだ。(寿司屋の板前さんのイメージで)
これならストレスも多分あるまい。いくらなんでも可能かどうかは分からないけど。
こんなことを言ってられるのだ、良い時代になったものである。
【まとめ】
人間、生きている時間の2分の1から3分の1程度は働いている時間なのだ。
更に言えば3分の1が寝てる時間。
その他の時間で、勉強したり、テレビを見たり、旅行とかに行ったり。
どうせ一生、仕事からは逃げる事が出来ないだろう。
それならば少しでも良い条件になるようにちょっとづつでいいので砂浜に穴を掘るように進んでいくのだ。
いくら掘っても周りから砂が戻ってくるし、波が来れば埋まってしまうかもしれない。
でも、何もなくなるわけじゃない。
しつこくそうしていたら、長い時間の先には自分が驚くくらい何か大きな穴にも出来るかもしれないではないか。
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