子供に関する項目について見直してみると、私の場合、教育についてとお金の事についてに2分化される。
また、突き詰めればお金の事も教育に関連していて、結局何かを教えるという事に帰趨する様だ。
これが正しい事なのかはよく分からん。
親と子の関係については色々な形があるのだろう。
これが正解というのがあるとは思えないから、こんなものかと考えている。
【教育に関する事】勉強させるというのとはちょっと違うのですが
挙げてみれば下記の記事位であったが、なんだかまだほかにもあるような気がする。
学習の事については学校や学習塾等、プロにお任せする様な事になってしまうが、さすがにその様な事はバケットリストには挙げていない。
勉強させるというのは子供本人の問題であって私の目標にする事とはちょっと違う。
勉強する環境を整備するというのは私の役割かもしれないが。
馬を水飲み場に連れていく事は出来ても水を飲ませることは出来ないという喩えがある。
要は、そういう事で、教育も無理やりに受けさせることはできない。
それをやってしまうとお互いに不幸になりそうだ。
だから、下記はあくまで本人にその気があればと思っている。
やり方は一つじゃないし、私にだって大きなリスクとなるのだから早計には出来ない。
あくまでバケットリストだから書ける事なのである。
それとは別に人生における親の責任としてやっておきたい事として以下を挙げている。
これは私が後悔しないため、いわば私の為でもある。
一方で、お金の知識についてはこれから生きて行くにあたっては好き嫌いに関わらず必要だと思う。
たとえ嫌がられたとしてもこれだけは学んで貰ってから社会に出てもらいたい。
学校で教えてくれる事は限られているのだから。
上記のお金の知識については、親から子への贈り物と言ってよいのではないだろうか。
これを渡せるかどうかで、結構その後の子供の人生が違ってくるのではと思う。
【お金の事】これも基本的に教育の事になるかもしれませんが
私のやる事で具体的に子供達にしてやれる事と言えば、まずは資産形成の第一歩となる銀行口座と証券口座を作る事だ。
その際には上記項目で挙げたお金の知識の教育も併せて実施する。
でも長い人生、子供の頃から少額でも資産形成をスタートさせることは、心掛けとして大分良い事ではないだろうか。
無論、実際に大きな資産である必要はない。
小さな、真似事で良いのだ。
この様な事は私が学生時代の時には想像もしなかったことだけれども、時代は大きく移り変わっている。
また、子供が大学に行く際には出来ればお金を出してやりたいと考えている。
少なくとも私の親がしてくれた事はしてあげたい。
現代の経済状況は決して楽観できるものではないから厳しいだろうが、それは子供の時代に急に改善されるとも思えないし、ある程度は受け持っていてやりたい。
だからこその下記の項目なのである。
大学の学費だけならなんとかなるかもしれないが、当家の配置は地方都市である。
そうすると、子供が東京の大学に行きたいと言えば、学費の他に生活費も必要になる。
人の話を直接聞く事はあるが、これは想像を絶する金額になるようだ。
人にもよるだろうが、ある聞いた話では学費で150万、その他仕送りで150万、合わせて年間に300万だそうだ。
気が遠くなりそう。
おまけに修士だ留年だ。子供は3人だなんてことになったら、そりゃ大問題だ。
結局、海外に留学させるのとそこまでは変わらなくなるかもしれない。
学習塾に通わせていた時も思っていたが、世の親の方々がどの様にこの費用を捻出するのか不思議に思う。
まさしく大学の学費などはその最たるものであろう。
冗談抜きで、地方なら中古の家が買えてしまう位の費用が発生するのだ。
時々、ファイナンシャルプランニングの記事として、子供一人当たりにかかる教育費というのが記事になる。
その時はあまり実感はなかったし、どこか何を大げさなと思っている自分がいたが、いやいや多分これらの記事は事実であろう。
何なら状況に応じてそれらの記事に載っている以上の金がかかる。
地方都市の親御さんは大変なのだ。
そりゃ、バケットリストに乗せる位の覚悟と計画がないと、奨学金を借りずに子供を大学に通わせるだなんて真似は難しいのである。
【家族構成について】今は標準世帯というのは言わない様です
ちなみに当家の家族構成は一男一女と妻そして私。
ひと昔前であればこの構成が政府が家族問題、人口問題を取り扱う基準となっていた。
何か発表される際には、ある家族での消費支出はいくらという際の、家族とはこの構成となっていた訳だ。
ところが、今となってはこの構成である事は少数派となっている。
総務省の調査「人口動態・家族のあり方等 社会構造の変化について」によれば、2010年においては既に単身世帯が最大派閥を占めはじめ、現時点においては約4割。
そして、両親と子での家族構成は現時点では25%、4世帯中に1世帯。
更に言えば、昭和の時代には、妻が専業主婦、子供が2人というのが一般的標準世帯と呼ばれていた。
以前でいう一般的標準世帯の割合はさらに減り現代では5%もないそうだ。
もはやこれは完全に一般とは言い難くなっている。
これをもとに政府は年金や税金の制度設計をしていたのだ。
別に世帯の形が増えるのは悪い事ではないとは思うが、子供を育てる事も贅沢な時代になったと言ってよいかもしれない。
【まとめ】
結局、子供に渡せるのは教育という所に落ち着くのだ。
どこかに連れて行ったり、一緒に遊んだりするのも教育の一環なのだろう。
最近はコロナ禍もあり、色々な制限があって子供に経験を積ませてやれないのが心残り。
早いとこ、収まってくれることを祈るばかりである。
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