【避難バックをつくる】災害に備えた行動も考えておこうかと

バックとイス やらなければならない事

日本は災害大国である。 

主な物では地震だが、他にも台風、津波、噴火、大雨、大雪、また戦争や極端な円安、物価高も災害という事になるかもしれない。 

【災害に対する考察】立場が弱い一般庶民程、備える必要がある 

それらのどの状況も可能性は低いものだから、考える必要がないという事はあるまい。 

無論私だって考えるのは面倒だ。 

言ってみればこれは、終活とか介護等の類である。 

各人が持っている保険契約にしてもこれらの災害時に、その保険が適用となるのか記載がしてある。 

保険会社側はその時の事を色々と考慮しているのに、より立場が弱い一般消費者が何も考えていなければ問題が発生したらすぐにひどい目にあってしまう。 

本来ならば立場が弱い者ほど、この様な際には備えておいた方が良いだろう。 

ちなみに、火災保険では地震の結果による火災は対応できないとか、戦時の家屋損壊には対応しないとか、契約により色々なケースがあるので参照しておく事をお勧めする。 

通常の火災保険では地震はカバーしていない。 

そのための地震保険であり、地震保険の支払いは年間5万円を限度として全額が所得控除の対象となる。 

【正常性バイアス】周りが動かない時は自分も動きを取りにくい 

これら個人ではどうしようもない状況におちいった時、自分は何をするだろう。 

予め災害が来るという事が予測できていた場合でも、結構何もせずに鷹揚にとらえてしまうのではないか。 

私は普段、同調圧力に対して否定的であるくせにこんな時には、周りに合わせた行動をとってしまいそうだ。 

なんだか、おろおろするのはみっともないとか、真っ先に逃げ出した奴と言われたくないとか。

確か、これを正常性バイアスが働くという。 

実際には、すぐに避難を開始するものの方が災害に巻き込まれる可能性は低いようだ。 

周りが何もしないから自分も別になにもする必要がないという事では、災害の発生時や火事の先に避難が必要な時に逃げ遅れてしまう。 

これって、以前、ちょっとしたブームになった「チーズはどこへ行った」の内容にもつながる気がする。 

主人公は豊富なチーズと共に暮らす鼠、そこはずっと安全であり食べ物も豊富にあると信じて暮らしている。 

しかし、ある日、チーズはなくなってしまう。 

そういう時にどうするかという話である。 

正常性バイアスに負けずに動き出すことが必要だ。 

そのための準備はあらかじめ行っておく必要があるという事である。 

【災害の時の行動】何を持って出て、その次に何をするか、避難先は 

実際、当家にも避難バックはある。 

妻が用意したものだが、何やら雨具やら紙コップやらが詰め込まれている。 

確かに数日であれば、これで生活する事は可能そうだ。 

でも、本当にいざとなったら、これだけを持って避難できるのだろうか。 

寒ければ上着を、財布やスマホ、何ならスマホの携帯バッテリーとか、充電ケーブルも持って行きたくなるかもしれない。 

あ、でも携帯バッテリーはどこにあるんだったか。 

充電ケーブルは2階にあるんだよな。 

カギも持って行かないと。 

通帳とかカードとかも持って行った方がいいかな。 

出かける時ってカギ閉めておいた方が良いんだっけ。 

そもそも、避難所ってあの小学校でいいんだよな。 

等々、本当に避難という事になったときには、バック以外にも前もって考えておかなければひどい事になりそうである。 

【まとめ】 

避難の際には、数日分の事だけ考えておけばよいという事もない。 

若ければ全てを失っても復活する十分な時間もありそうだが、ある程度の年齢になると、狡猾である必要があると思う。 

その後の生活についてもあらかじめ考慮する必要があるのだ。 

そうでないと、自分の周りも守る事が出来ない。 

万一の際でも、その後の生活につながるような戦略を考えておこうという趣旨なのである。 

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